「その1」からの続きです。
そうこうしている時に茅野市で古民家を見つけました。
田んぼに囲まれた小高い丘に建つ一軒家です。
当初は土地を買って新築するつもりでしたが、古民家を再生するのもありかな!!と思うようになりました。
茅野の家は迷っている間に買い手が付いてしまったので、次はすぐに動こうと思っていたところに北杜市長坂町白井沢の築60年の古家を見つけました。
さっそく不動産屋に連絡し見せてもらいましたが、
「うーん、ないな〜!!」
すると、「もう二軒見せてあげるよ」とのこと。
最後に立ち寄ったのが築140年の古民家でした。
「老夫婦が住むのに、こんな大きい家はいらないし・・」
という私をよそ目に、さっさと敷地に入っていく不動産屋のおやじさん・・
「ここで蕎麦屋でもやったらどうかと思うんだよね!」
「私、蕎麦屋やる気ないし・・」
ところが・・
古くて傾いていて埃っぽい屋内に入って30秒もしないうちに、私の中に何かがストンと落ちてしまったのです。
正気で考えれば、この廃屋にどうやって住むの??莫大な修繕費が掛かるんとちゃうか??
その他もろもろ・・???・・一体どうするんや????
実際、ここが北杜市のどの辺りかまったく知らないままに心が決めてしまうなんて、自分でも驚きました。
それからリノベーションに向けての苦労が始まるわけですが、ご興味のある方は2017年後半〜2019年3月までの記事をご覧になってください。
まさにTVで見た「ビフォアーアフター」の世界でした!!
ここで表題の「八ヶ岳南麓との出会いはイングリッシュガーデンを夢見た日だった!」に戻ります。
思いがけず八ヶ岳南麓の北杜市に住むことになりましたが、ここ八ヶ岳南麓とのご縁は2014年の夏の終わりに偶然訪れたところから始まっていたんですね。
「その1」で書いたレストラン悠山房も、いまではどこにあるのか知っています。
(知ったのは最近ですけど・・)
なんと、最近北杜市に移住したお弟子さんの近所だったのです!!
彼女の引っ越し先を見に行った時、なんかこの辺見覚えあるなあ?と思ってたら、通り一本隔てたところがレストランでした。
また私の移住に時を合わせたように、白井沢(最初に見た物件の地区)に別荘を買ったお弟子さんもいます。
みんな八ヶ岳に呼ばれちゃったのね〜!!
・・
とまあ、初めは見ず知らずのこの地で夫婦二人でやっていくつもりが、この3年間で私たちを含め関係者10人が八ヶ岳南麓にご縁を持つことになり、皆んなで歌を通し和気藹々と交流することになってます。
次は誰が来るんだろう?
この世は不思議に満ちてる!!
それでは今日はこの辺で!