種から育てたトマト
こんにちは!
ご無沙汰しています。
野良仕事に追われるのに加え、9月5日のお弟子さんたちの発表会の準備でバタバタしていて更新が遅くなりました。
こちら八ヶ岳南麓里山の梅雨明けは8月初め、その後は日照りが続き、庭木や畑の作物にとって厳しい季節でした。
ここにきてようやく雨が降り、ホッと一息ついたところです。
標高850mの夏は、日中は暑くなりますが夕方になるとスーッと気温が下がり、寝苦しいということはありませんでした。
昨年の11月に完全移住して冬を過ごし、夏も体験しました。
本当に過ごしやすい場所だなあ・・というのが素直な感想です。
長梅雨で元気がなかったナスは、8月中旬過ぎからモリモリしてきました。
こちらの生活を通して「自然とともに生きる」ことを実感しています。
まずは食生活・・
作物の収穫が本格化した7月からは、野菜は自給しています。
その時々の旬をいただくので、畑で採れない野菜を食べることはありません。
たとえばキャベツの季節はキャベツ中心、キュウリが沢山採れている間はキュウリばかり、トマトを大量に食べる時期もあります。
これからは数週間はピーマンとナス中心の食生活になります。
暑さが和らいだので、ルッコラ・ワサビ菜などの葉物やラディッシュの収穫も、まもなく始まります。
ジャガイモは7月初めに掘って貯蔵してあります。
冬用の里芋も元気に育っています。
人参は2,3回種蒔きが出来、採れたものを貯蔵して使います。
長ネギは畑に植えっぱなしで、使いたい時に収穫します。
都会生活のころは、例えば回鍋肉が食べたければ、どんな季節でもマーケットでキャベツを買っていました。
でも今は違います。
我が菜園のキャベツの収穫時期は6~7月と10月以降なので、その時期以外は回鍋肉を作りません。
キューリばかり採れる時期は、炒め物やスープにもキュウリをふんだんに使いました。
ピクルスやキュウちゃん漬けなどの保存食にも加工しました。
トマトも食べきれないものはピクルスやトマトソースにして保存しています。
・・とまあ、挙げたら切りがないほど「今ある野菜を工夫して食べ、保存する」のが普通になっています。
今ある畑の野菜だけで献立を考えるのです。
都会では(こちらのスーパーマーケットもそうですが・・)季節感なく、ありとあらゆる野菜が何時でも手に入ります。
だから、まず献立ありきで野菜を買うことに、何の疑問も感じないのです。
というか、その土地の野菜の旬が分からないのが普通ですから、野菜を自給する生活をしてみないと分かりようがないと思います。
私は自分で育てた野菜を無駄なく全部食べたいので、よその野菜を買う気にならないし、そっちの方が自然だと普通に思うようになりました。
自然が身近な分、それを受け入れ寄り添って生きるのが自然な流れで、それが自分にとっても良いことだなあとつくづく思っています。
・・
ところで、昨年11月に完全移住してから何やかやとバタバタしていて、ちょっと小休止したい気分です。
1月末からお蔵の改修工事を始め、diyで床張りをし5月に完成、8月にオープニングのリサイタルを開き、1ヶ月後にはお弟子さん達のコンサートも開きました。
それと同時進行で庭の整備、頻繁な草取り・草苅り作業に追われる毎日でした。
本当にどこにも行ってないし、遊んでいません。もちろん外食もしてないです。
おかげでコロナ渦をさほど気にすることなく過ごせたとも言えますが、少しボンヤリしたいなあ・・と思います。(シカシ!庭の雑草をみると心が騒ぐノダ!)
はたしてノンビリ出来る日はやって来るのでしょうか??
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オマケ写真・・
8月末に、お蔵の小さな音楽ホールの真ん中の梁を一本取り除きました。
おかげで二階席からすっきりステージが見下ろせるようになりました。
それでは今日はこの辺で!