久しぶりの更新です。
私は元気で暮らしています。
日々の暮らしをfacebookに投稿しているうちに、ブログの存在をすっかり忘れていました。
月日が経つのは早いもので、神奈川から八ヶ岳南麓850mの里山に移住して4年9ヶ月経ちました。8ヶ月の二地域居住期間を含めると5年5ヶ月が過ぎたことになります。
築140年の古民家をリノベーションし、更地に戻してもらった庭に木を植え、芝を張り、小径を作り、コツコツ整備してきました。
庭の樹木は5年でずいぶん成長しました。
雑草に覆い尽くされた裏庭のアイデアが湧かなくて3年ほど放ってありましたが、<野草と共存するナチュラルガーデン>というワードが降ってきました。
ナチュラルガーデンの良さは「お手入れがソコソコで済む」ことです😀
冒頭のアーチの写真はナチュラルガーデンのゲートです。
敷地続きで家の南にある60坪ほどの菜園は、シニア夫婦の胃袋を満たすのに十分な恵みを与えてくれています。
神奈川でやっていた市民農園と比べて気候の違いで夏野菜の実りが遅くて少ないですが、それでも知り合いにお裾分け出来るほどの収穫があります。
余った野菜は干したり漬物にしたり、大量消費メニューを考案したりして無駄なくいただく工夫をしています。
冬には20キロの味噌を仕込み、寒冷地ならではの野沢菜漬けや高菜漬けを作ります。
もちろん梅干しも手作りし、梅酒などの果実酒や庭で採れるベリー類やルバーブでジャムを作り冷凍庫に保存して楽しんでいます。
夏場は草取りに明け暮れる日々です。
なにしろ広いので一周回って元の場所に戻ると草ぼうぼうです💦
62歳で移住しましたが、65歳を過ぎるあたりから草取りでしゃがみ過ぎたのか膝が痛むようになりました。
移住早々、手の使いすぎでばね指になり、とうとう膝まで痛めるとは、田舎暮らしは楽じゃありませんね!!
「スローライフは忙しい」と聞いたことがありますが、野良仕事と保存食作りに追われ、大抵のものは一から手作りするので、まったりのんびり・・とは行きません。
もし都会暮らしを続けていたら、運動の習慣がない我が夫婦は身体を動かすことがなく老化まっしぐらだったと思います。
私は元オペラ歌手で、現在は新宿と自宅の<お蔵の小さな音楽ホール>で生徒さんに声楽を教えています。そして年に数回は小さなコンサートを開いています。
・・2017年の7月6日にひょんなことから古民家に出会い、八ヶ岳南麓への移住を決めてしまったときには、自分の声楽家人生がどう展開していくのか・・あるいはもう終わってしまうのか・・未知数でした。
八ヶ岳に呼ばれちゃった・・というか・・一瞬でこちらに来ると決まっちゃった・・
とりあえず、移住する時にそれまでの仕事を全部手放しました。
それから手探りで再スタートを切ったわけですが、仕事量は前の1/3に減ったものの、まだ歌人生を続けることができています。
「ああだからこうだからと理由をつけて何々出来ない!!」ってことはないんだなあというのが実感です。
あれもこれも・・何だって思った通りになるのが人生なんですね!!
色々書いてたら何が何だかわからなくなりました😅
長文にお付き合いくださりありがとうございました。