こんばんは!
今頃の季節は空気が澄んでいるので月がきれいです。
湖や池に映った月は、また格別の美しさがありますね。
でも、水面にさざ波が立つと映った月は揺れて見えます。
また、映った月の真ん中に石を投げてみれば、月の姿は散ってゆがみます。
もし何か気になって仕方ない物事や人があったら、それを月だと思ってみて下さい。
池に映った月の姿は、自分の心に映った気になる物事や人です。
水面にさざ波が立つように、自分の心が揺れたり曇ったりしてると、物事の姿がゆがんだり曇ったりして見えます。
そうやって自分の心のフィルターを通した物事の姿を、「本当の姿」だと思い込んで見ているのが私たち人間です。
物事の本当の姿を見たいなら、自分の心を澄んで止まった水面のようにしておくことです。
そして心に映った物をジャッジしないこと。そのまま見るんです。
そう考えてみると、あなたを苦しめるあの人の姿は、あなたの心の鏡でゆがめているだけかもしれませんよ。
次の満月は11月18日です。
水面に映る月の影に石を投げてみてください。
空の月は美しいままでも、水面の月は揺れて散ります。
それでは今日はこの辺で!