NAOMI〜エメラルドグリーンのクレフ2

半農半Xを目指して。過去ログ2006~2013:http://blog.goo.ne.jp/n_aomi1214

大泉日記・・オープンガーデン編

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貸別荘「野分け」の庭

 

こんにちは!

関東地方は梅雨が明けました。

6月の梅雨明けは異例なことで、今年の梅雨は23日と短いものでした。

ここのところ立て込んでいて農作業が追いついていないところへ、急に真夏になってしまいました。

この暑さの中、どのタイミングで作業するか悩ましいです。。

 

さて、26日から2泊3日で大泉に行ってきました。

メインテーマは古民家改修工事の契約とお祓い(ご神事)でした。

・・が、

オープンガーデンの見学もしたので、そちらの記事からアップします。

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古民家の庭はとても広く、購入する際に庭を更地に戻してもらったので、一から庭造りをしなくてはいけません。

業者に頼むと高いので自分たちでコツコツと造るのですが、その参考にとあちこち見せてもらうことにしました。

訪れたのは高根町清里にある貸別荘とペンションのお庭です。

貸別荘の庭は高低差を生かしたワイルドなイングリッシュ風ガーデン、ペンションの庭はこぢんまりしたバラの庭園でした。

まずはワイルドなイングリッシュガーデンから・・

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宿根草と低木にバラをアクセントにしています・・バラの最盛期は過ぎていたようですがとても美しかったです。エントランスに向かう木の階段があります。

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小径にそって宿根草と低木が植えられています。

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コテージの壁面に立体的にあしらわれたバラ。

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鬱蒼としているようで、バランスよく配置された植物たち。

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元気にもりもり育っています!

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立体的に仕立てられたバラと根元の宿根草

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小径の先には大きなパーゴラで仕立てられたバラの秘密の庭園が・・

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アーチをくぐると・・

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パーゴラの下に入りました。大きすぎてカメラに収まりません。

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ベンチに座って秘密の花園を楽しみます。

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秘密の小径・・

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アーチってワクワクを誘います・・

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秘密の花園を下から見上げると、こんな感じ。

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7~8メートルはありそうな高低差にはバラがあしらわれています。

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下から見たコテージの壁面・・庭は平面だけじゃないっていうのが良く分かります。

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こちらも立体的に仕立てられたバラ。

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広大な敷地でなくても豊かな庭が出来ます!

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ここにも秘密の花園が・・

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小さいけど豊かな空間です・・

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最後にエントランスをパチリ!

オープンガーデン中の期間限定のランチをいただき、この場を後にしました。。

・・

次はペンションのバラの庭園です。

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おとぎの国に出てきそうな佇まいです!

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コニファーとアーチで仕立てられた秘密の花園の入り口。

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ちょっとしたコーナーが素敵です!

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近づいてみると・・

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色んなバラが沢山・・

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こちらはバラの庭園・・秘密の庭ふう!

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ところ狭しとバラが植えられています。

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赤系のバラは元気になります!

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枝から花がこぼれそう!!

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ガーデングッズのあしらいが絶妙です。

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こちらでは自家製ベリージャムを入れた紅茶と冷たいベリーゼリーをいただきました。

あいにくのお天気のため、少し暗い写真になってしまいましたが、実際はとても鮮やかな色彩のバラたちでした。

・・

個性の違う二つの庭を見せていただき、さて私の庭は・・?

ずぼらな私にどんな庭ができるのだろうか・・

野趣あふれたイングリッシュガーデンをメインに、バラでできた秘密の花園も作ろうか・・

マチュアガーデナーの夢は膨らむのでした。。

 

長くなるので、大泉の古民家契約編は追ってアップします。

 

 

 

 

 

 

 

「生きる」・・相良倫子

沖縄女性の詩です。

魂に響きます。

普通に生きていられることがなんと有難いことかと、身にしみます。

読んでみて下さい。

「生きる」ーーー相良倫子

私は、生きている。

マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、

心地よい湿気を孕(はら)んだ風を全身に受け、

草の匂いを鼻孔に感じ、

遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

私は今、生きている。

私の生きるこの島は、

何と美しい島だろう。

青く輝く海、

岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、

山羊の嘶(いなな)き、

小川のせせらぎ、

畑に続く小道、

萌え出づる山の緑、

優しい三線(さんしん)の響き、

照りつける太陽の光。

私はなんと美しい島に、

生まれ育ったのだろう。

ありったけの私の感覚器で、感受性で、

島を感じる。心がじわりと熱くなる。

私はこの瞬間を、生きている。

この瞬間の素晴らしさが

この瞬間の愛おしさが

今と言う安らぎとなり

私の中に広がりゆく。

たまらなく込み上げるこの気持ちを

どう表現しよう。

大切な今よ

かけがえのない今よ

私の生きる、この今よ。

七十三年前、

私の愛する島が、死の島と化したあの日。

小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。

優しく響く三線は、爆撃の轟(とどろき)に消えた。

青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。

草の匂いは死臭で濁り、

光り輝いていた海の水面(みなも)は、

戦艦で埋め尽くされた。

火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、

燃えつくされた民家、火薬の匂い。

着弾に揺れる大地。血に染まった海。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)の如く、姿を変えた人々。

阿鼻叫喚(あびきょうかん)の壮絶な戦の記憶。

みんな、生きていたのだ。

私と何も変わらない、

懸命に生きる命だったのだ。

彼らの人生を、それぞれの未来を。

疑うことなく、思い描いていたんだ。

家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。

仕事があった。生きがいがあった。

日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。

それなのに。

壊されて、奪われた。

生きた時代が違う。ただ、それだけで。

無辜(むこ)の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。

摩文仁(まぶに)の丘。眼下に広がる穏やかな海。

悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。

私は手を強く握り、誓う。

奪われた命に想いを馳せて、

心から、誓う。

私が生きている限り、

こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。

もう二度と過去を未来にしないこと。

全ての人間が、国境を越え、人種を越え、

宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。

生きる事、命を大切にできることを、

誰からも侵されない世界を創ること。

平和を創造する努力を、厭(いと)わないことを。

あなたも、感じるだろう。

この島の美しさを。

あなたも、知っているだろう。

この島の悲しみを。

そして、あなたも、

私と同じこの瞬間(とき)を

一緒に生きているのだ。

今を一緒に、生きているのだ。

だから、きっとわかるはずなんだ。

戦争の無意味さを。本当の平和を。

頭じゃなくて、その心で。

戦力という愚かな力を持つことで、

得られる平和など、本当は無いことを。

平和とは、あたり前に生きること。

その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

私は、今を生きている。

みんなと一緒に。

そして、これからも生きていく。

一日一日を大切に。

平和を想って。平和を祈って。

なぜなら、未来は、

この瞬間の延長線上にあるからだ。

つまり、未来は、今なんだ。

大好きな、私の島。

誇り高き、みんなの島。

そして、この島に生きる、すべての命。

私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

これからも、共に生きてゆこう。

この青に囲まれた美しい故郷から。

真の平和を発進しよう。

一人一人が立ち上がって、

みんなで未来を歩んでいこう。

摩文仁の丘の風に吹かれ、

私の命が鳴っている。

過去と現在、未来の共鳴。

鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。

命よ響け。生きゆく未来に。

私は今を、生きていく。

東京新聞

 

レタスがサクランボになった!!

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こんにちは!

本日の座間地方はまずまずのお天気になりました。

お日様で乾かした洗濯物が気持ち良いです!

 

私は菜園をやっているので、採れすぎた作物を時々ご近所にお裾分けすることがあります。

ある程度は干したり漬け物にしますが、やはり採りたては美味しいので、美味しいうちに急いでご近所に持って行ったりしています。

こちらは忘れているのですが、ひょんな時にお返しが来ることがあり「お裾分け文化」を楽しんでします。

・・ところで今日、レッスンが終わってホッと一息していると、ピンポーンとチャイムが鳴り隣のTさんのご主人がいらっしゃいました。

山形の知り合いからサクランボが届いたので、少しですがどうぞ・・とのこと。

先週、大泉のセカンドハウスで草苅りをしていたら、お向かいの奥さんが段ボール箱いっぱい採れたてのレタスやサラダ大根をくれたのを、食べきれないのでTさんにお裾分けしていたのでした。

それが高価なサクランボに変身して戻ってきました!

サクランボも嬉しいけど、お裾分けって、お金を介さず互いの心を伝え合うことができて温かい気持ちになるなあと思いました。

これから夏にかけて菜園の収穫が増えるので、お裾分けも頻繁になるんだろうなあ・・

大泉では、お向かいやお隣や他のご近所から野菜をどっさりもらうだろうから、それを座間のご近所にせっせと配ろうと思います。

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昨日は久々の横浜。LIXILショールームでキッチンとバスを選んできました。

高層ビルが増えましたねえ。。

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7時過ぎに帰宅しましたがまだ明るく、夕焼け雲が賑やかでした。

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雲が四角を作っていました。

 

そろそろ暑さが緩んできたので、畑に行ってきます!

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

大泉日記・・古民家改修工事の見積もり

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6月13日の大泉町の空

 

こんにちは!

本日の座間地方・・梅雨空の下、小雨がパラつくお天気になりました。

肌寒いです。

こんな日はお腹にホッカイロを貼るにかぎります!

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八ヶ岳は夏山に変身!

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南アルプスの山並みと水田。

 

ところで一昨日・昨日と北杜市に行ってきました。

二日とも梅雨の晴れ間で、予定どおり庭の草苅りをすることが出来ました。

 

今回のメインテーマは見積もり。

ようやく古民家改修工事の見積もりが出ました。

が・・建築家の勘違いで、私たちが提示していた予算を100万円超える総額で予算を立てていたことが判明しました。

しかも大工さんから出た見積もりは、それをさらに200万円近くオーバーしていました。

足して300万円のオーバーです!

そこで・・新しく作る屋根の張り出しを削り、床材はヒノキから赤松にし、吹き抜けの面積を減らし、家具職人に依頼する予定だったキッチン・洗面所・作り付け家具などはメーカーの既製品に変更しました。

また建具は既存のものを修理して再利用することにしました。

床材に柿渋を塗ったり、居間の壁の珪藻土塗りは自分たちでやることになりました。

まあ・・私たちは贅沢な家を求めている訳ではないので、最初からこれで良かったのですが、新築住宅を建てられる程度の予算は組んでいたので、建築家としてはかなりのことが出来ると踏んでいたのだと思います。

古民家再生というのは新築以上に手間とお金が掛かるんですね。

壊してしまって新築する方が経済的ということなんです。

築145年の古民家は釘を使わず建ててあり、その改修には大工さんの力量がものを言います。

また寒い地域なので暖房をどうするかがネックになります。

暖房は強力なストーブがあれば良いという訳ではなく(もちろん大型のペレットストーブを入れますが)、家全体の空気の流れでどう暖めるかが重要になります。

我が家の場合は、ストーブで暖まり上に上がった空気をパイプで下に降ろし、床下を循環させるという方法を採ります。

コストパフォーマンスが抜群の床暖房といったところでしょうか。

これで多分、予算内に収まることでしょう。

・・

話し合いをしていたら突然、建築家が「私の設計料は○○円で良いです!これだけ頑張って削ったのだから、私も努力しましょう。」と言い始めました。

御年80歳の建築家は、初めから儲けを度外視した料金でやってくれているのに、さらに20%も引いた設計料にしてくれると言うのです。

しかも家の完成後は庭のプランも水彩で描いてくれるんですよ!

本当にありがたくて涙が出ました。

・・

この古民家を改修してくれる業者探しで色んな人に会いましたが、私たちの提示する予算では出来ないと言われたり、古民家を直すのは大変だから庭に小ぶりの新築を建て趣味でコツコツ直したらどうかと言われたり・・諦めの気持ちになったこともありました。

それが、ちょっとした偶然のイタズラで出会うことになった老建築家のおかげで、あと一歩で着工というところまでこぎ着けることが出来ました。

現場をやってくれる古民家改修のプロの大工さんは、奇しくもこの古民家を違う人と何度も訪れていました。

この家に惚れ込んで沼津から足繁く通っていた人がいたということを、近所の人から聞かされました。集落内ではちょっとした有名な話しだったようです。

でも家主はどうしたわけかその人には売らず、別の不動産屋に販売を委託してしまいました。

そのタイミングで北杜市を訪れた私は、不動産屋に「まだ未発表なんだけど見てみる?大きすぎるから蕎麦屋にでもどうかと思ってるんだ。」と案内され、物見遊山のはずが、何かに導かれたように購入を決めてしまったのでした・・。

すべてが偶然に繋がった古民家再生。

上からの導きがあったとしか思えない展開です。

この地できっとやるべきことがあるんだろうと思います。

それが何か・・今は良く分かりません。。

裏のお蔵を音楽サロンとして活用する計画がどう繋がっていくのか・・

流れに乗りながら、見えてくる景色を楽しみにしようと思っています。

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

 

 

徒然に・・

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ベランダ菜園で赤らみ始めたミニトマト「アイコ」

 

こんにちは!

本日の座間地方は曇り・・といっても時々日が差すような明るい曇り空です。

こんな日は菜園日和りなんだけど、午後からレッスンがあるので行けません。

車で12~13分の距離だから行こうと思えば行けるのだけど、行けば行ったで色々作業をしたくなるので、細切れ時間で行くのはちょっとね・・。

今日はガマンして明日行くことにしよう!!

 

そんなわけで午前中は手作りタイム。

今日はオレンジマーマレードを作りました。

皮を薄切りにして3回沸騰した湯で煮立ててアク抜きをし、あらかじめ絞っておいた果汁と適量の甜菜糖と小さじ2/3のクエン酸を入れ、小一時間ほどコトコト煮て出来上がり。うん、なかなか美味しい!!(自画自賛

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甘夏2個で3瓶出来ました!

フルーツが旬の時にジャムを手作りして保存していますが、保存が少なくなったので急きょ作ることにしました。

今の時期はイチゴが旬ですが、店頭には美味しくて高めのイチゴしか売っておらずジャムにするのはもったいない感じがします。

小ぶりのクズイチゴを安く売ってないかなあと探すのですが見つかりません。。

それから、農協に大ぶりの梅が出ていたので梅ジャムも作ることにしました。

種抜きがめんどうだけど酸味が美味しいジャムになるからがんばろう!!

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青梅は毒があるので赤らむまで置いておきます!

あと何しようか・・

そうだ、大根を干そう!

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上の二段は保存用切り干し大根、下段のはハリハリ漬け用・・この切り方が歯ごたえがあって美味しい。

3月に種蒔きした大根を早く使ってしまわないと花芽が出てきてしまいそうです。

畑にはまだ数本残っているので、我が家の大根生活は続きます。。

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大玉の桃太郎トマトは赤らむのに時間が掛かりそう・・完熟をガブッと食べたら美味しいだろうなあ!

・・

大泉行きがないと、ずいぶん坦々とした日々・・

次回は来週、いよいよ見積もりが出る!

あさっては新宿のTotoショールームでバスやキッチンを見る予定・・10年前に家を建てた時は再びこういう日が来るとは思ってもみなかった。。

大泉の空気が恋しい・・

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

ベランダ菜園Now!!

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本日のベランダ菜園・・青いカゴで大根を干してます。

 

こんにちは!

本日の座間地方は曇りながらも、時おり日が差すお天気になりました。

大山は霞んでしまって見えません。

今日はオペラ研修所の出講日・・ホームレッスンが終わったら直ぐに出なくてはならないので、午前中に夕食の支度をしました。

この気忙しさは嫌ですね。

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タマネギ干しに初挑戦!!

・・・

ところで我がベランダ菜園の野菜たちも、少しずつ成長の速度を速めているようです。

今年はトマト・ピーマン・シシトウ・レタス・サンチュ・ルッコラ・紫タマネギ・バジリコなどを育てています。

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ルッコラ・・毎日6~7株抜いて食卓へ。栽培が簡単で栄養価が高い、優秀な野菜です!

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右側はサンチュ・・外側の葉から収穫しているので背が高くなっていきます。。

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ミニトマトの<アイコ>が実を付けています。あと二週間くらいで赤らむかな?

バジリコはトマトのコンパニオンプランツとして、トマトのプランターの脇に種蒔きしてあります。

・・

昨年ベランダでは種から育てたトマトを6株栽培し、大豊作でした。

食べきれないトマトが落ち、今年はプランターのあちこちにトマトが芽を出しました。

自力で発芽したトマトをビニールポットに移し、苗として育てています。

そのうち5株はプランターや畑に植えましたが、他の種類のトマトも育てているので、もう場所がありません。

どうしたもんかと思っていたら、庭で家庭菜園をやっている生徒さんが引き取ってくれることになりました。

嫁入り先が決まって良かったです!!

 

自給農は野菜をどう保存するかがミソ。

市民農園の菜園ではキャベツと大根がいっぺんに収穫期を迎えています。

大根は何とかなるにしても、キャベツをどうしようか?

EM堆肥が効いたのか、キャベツがかなりの大玉に育っていて量が多いのです。。

干しあがったニンニクは使い切れない分をすり下ろして冷凍にします。

ニンニクは高いので助かりますね。

来月には実ものの夏野菜の収穫が始まり、我が家の食卓の自給率がグッと上がることでしょう。

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

 

大泉日記・・メロンの想い出

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5月24日の八ヶ岳・・すっかり雪が溶け夏山らしくなった。奥の赤岳に僅かな残雪。

 

おはようございます!

本日の座間地方・・黄砂のせいで空がグレーに霞んでいます。

夕べの天気予報で「洗濯物の外干しに注意しましょう」と聞いたので、溜まった洗濯物は室内に干しました。

黄砂には色んな有害物質が混ざっているので注意に越したことはありません。

 

さて、一昨日・昨日と大泉に行ってきました。

古民家改修は次回見積もりが出るので、今回は最終図面に近いものが出来てると思いきや・・前回とは違う場所で切った断面図を見せてもらっただけ。。

打ち合わせの意味、本当にあったの?

80歳の熟練建築家はここまで来てマイペースなのでした。

しかもキッチンはガスコンロと初めから伝えてあったのに、どういうわけか電磁調理器に変わっていた・・

「ガスコンロと言っていたはずです!」

・・「そうでしたっけ・・あれ、じゃあ他の家のと間違えたかな?」ですって!

「大丈夫ですか〜?」思わず言ってしまいました。

本人は全く気にしていません。

忘れっぽいのにメモしない建築家なのでした。

これからも図面と仕様は細かくチェックしなくてはなりません。

とは言え、全体としては「さすが!」ですので「また忘れたな」と感じたら、すかさずチェックを入れると強く決心したのでありました。キリッ!

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田植えが終わった水田と甲斐駒ヶ岳南アルプスの山並み

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秩父に続く東の山並み

 

ところで、いつものことながら、着いた当日と翌日の午後は古民家の草苅りをしました。

前回訪れてから二週間しか経っていないのに、雑草の草丈が伸びていてビックリポンでした。

前庭と西側の狭い通り庭はしゃがんで草を根っこからむしり取ります。

まさに草むしりとはこのことだわ!とひとり感動しながらもくもくと作業しました。

夫のマルセル君は古民家に向かう道すがら「ここ綺麗だなあ、写真撮りたい!」と言うので途中で下ろし、ひとり古民家に向かいました。

草むしりをしていたら、同じ集落のSさんの奥さんが通りかかりました。

初めてでしたが、ここですれ違う人とは必ず挨拶をすると決めていますので、もちろんご挨拶しました。

話してみるとSさんのお姑さんは、この古民家からお嫁に行った人だと分かりました。

この古民家を契約した頃に、Sさんのご主人が軽トラで通りかかったところを声をかけてもらい色んなお話を伺っていたので、すぐに結びつきました。

古民家のお向かいはかつてお医者様だった95歳のおばあちゃまが独りでお住まいとのこと・・とっても立派な邸宅です。

Sさんの奥さんはそのおばあちゃまにお赤飯とメロンを届けに来たのですが、呼び鈴を押しても応答がありません。

すると「今日渡さないと悪くなっちゃうからもらってね。」と、

お赤飯とメロンを私に下さいました。

いつもそうだけど、ここで草取りしてるだけで色んなものがもらえる!・・なんて凄いところなの!!

ちなみにSさんと元お医者様のおばあちゃまとも親戚とのこと。

私たちはこの古民家を住み継ぐだけですが、ご縁を感じます。

親戚が増えた感じ・・嬉しいなあ。。

ほどなく夫のマルセルくんがやって来ました。

都会育ちの彼は、いなか道を楽しんで歩いて来たようです。

今朝作ったお弁当を食べ、

やはり・・

古民家の宝探しに没頭するのでした。。。。。。

かくして庭の草苅りは私ひとりの仕事になったのであります。

裏庭とお蔵の東庭はエンジン式の草刈り機で苅りました。

草刈り機は早い!!

あっという間にうっそうとしていた庭がすっきりしました。

・・

昨日も今日も、隣のトシコお婆ちゃんは落ち着きません。

庭をウロウロしています。

私が草取りをしていると話したくてウズウズしているのです。

「作業が一段落しないとお話できないなあ。」

お婆ちゃんの気持ちをヒシヒシと感じながら作業を続けました。

終わったあ〜!!

「トシコさん!そろそろ帰るからね。」

と畑の境目から声を掛けました。

嬉しそうにやってきてくれました。

お話はいつも同じ・・川越に住んでいる娘さん、韮崎と小田原に住んでいる息子さんのこと。孫7人、ひ孫4人。

「隣と向こうにも息子と同い年がいたけど、うちの子だけが県立の高校に入れた。あそこの息子は一番頭が悪くて親の会社は従兄弟が継いだ・・やっぱり頭が悪くちゃ会社の経営は出来んね。」とか・・

老人ホームで事務仕事をしている娘がなぜか時々外科医に変身したりとか、教師をしているはずの息子が北杜市の廃品回収をしていて、仕事が無くなったから長野にアパートを借りて移ったとか・・

「トシコさん、こないだ聞いたのと違うからよう分からんよ!」と言うと、

「私も何が何だかよう分からんくなった!」と笑う。

とにかく何でもいいから話しがしたいんですね。

かわいいお婆ちゃんです。といっても親子ほどの年の差だけど。

トシコお婆ちゃんはお別れの時、いつも涙ぐんでいます。

「また来てね!」

「また来るよ!」

お婆ちゃん、長生きしてね!!

・・

今朝はSさんにもらったメロンを食べました。

母の実家はメロン農家だったので、当時一個数千円もする高級メロンを行く度にもらっていました。

美味しいメロンを食べるのは当たり前でした。

でもバブルがはじけ、高級料亭でのメロンの需要が減るとメロン作りをやめてしまいました。

祖母が亡くなり祖父が亡くなり、母の弟の時代になり、家が傾きました。

母の弟は小児マヒの影響で軽度の知恵遅れがあります。

なさぬ仲の義父(実父は戦死しその弟が実母と再婚して家督を継いだ)を避けるように工場の夜勤で働き、メロン農家をやめた一家を支えました。

奥さんも気が良い働きものでした。

町会議長を長きに渡って務めたワンマンな義父に長いこと仕えて、最後は膵臓癌で他界してしまいました。

祖父が他界し、夫婦だけのゆっくりとした日々は5年もなかったと思います。

メロン農家をやめてからも、母の弟夫婦は事あるごとに農協で買い求めた高級メロンを私に送り続けてくれました。

今朝、かつて普通に食べていた高級メロンには及びもつかないメロンをいただきながら、

「あのメロンはメロンじゃなくて、心をいただいていたんだな。」と気づきました。

甘くて美味しくて優しいのはメロンじゃなくて、それをくれた人の心だったのです。

・・

それにしても、大泉に行くと本当にお腹が空きます。

肉体労働をするからというのもあるかもしれませんが、それ以上の何かがあるんです。

今日はもう座間の人に戻ってしまって、お腹が空きません。残念。。

それでは今日はこの辺で!

 

今日のオマケ写真

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5月22日の日没

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菜園日和り

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今日の菜園・・トンネルの中はキャベツです!

 

こんばんは!

本日の座間地方は晴れ☀☀☀夏日となりました!

今日は8月に最終回を迎えるConcerto delle stelleのチラシ原稿を作り入稿しました。

原稿が終わったら畑に行こう・・と思っていたら玄関チャイムがピンポーンと鳴りました。

あれ?レッスンの約束あったっけ?

居間のカレンダーには書いてありません。

でも約束があったんです。居間のカレンダーに書き込むのを忘れてました。

こういうこと、時々あります。。気をつけなくっちゃ!

畑に出かける前で良かったです。

 

レッスンが終わり原稿を仕上げ、畑に出かけました。

この間、空いているスペースに夏野菜の苗を植えたばかりなので、今日の仕事は草取りです。

座間の市民農園の土は粘土質で、草取りはなかなかやっかいです。

大泉の家の庭は粘土質じゃないから、草取りはもっと楽なんですが・・。

それに比べ菜園の草はなかなか抜けてくれません。

畝にマルチがけしてあるから通路に草があってもイイかと言い訳しながら、超テキトーに草取りしました。

菜園では大根・新タマネギ・ニンニクが収穫期を迎えています。

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大玉に成長してくれました。スライスしておかかとポン酢で食べると美味しいです。

大根は縦半分にしたのを2ミリほどの薄切りにして干しました。

もちろんニンニクも干しました。

・・ある方がブログで「家庭菜園は美しくない」と書いていらっしゃいました。

なるほど、私の菜園もゴチャゴチャしていて美しくありませんねえ。

色んな野菜をこまごまと作るから仕方ないとも言えますが、作り手の性格がかなり反映されていると思います。

だいたい私は大ざっぱで整理べた・・なんでもザックリやる「ぐうたら農法」なのです。

それでも最盛期は、ほぼ野菜の自給が出来るんだから大したものです。(自画自賛

今年は野菜の成長が遅いよう感じがするけど、気のせいだろうか?

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昨年の11月に植えたキャベツがようやく巻きました。青虫に食べられる前に収穫しなくちゃ!

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大根は収穫期です!

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3月半ばに植えたジャガイモ・・まだ花が咲きません。。

畑を作るのは下手だけど(というより上手になろうと思っていない)、畑にいるのはすごく好きだなあ・・とあらためて思いました。

それでは今日はこの辺で!

 

大泉日記・・氏神様の縁日だった

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こんにちは。

本日2つ目の記事です。

気分が新鮮なうちにアップします!

 

一昨日・昨日と北杜市大泉町セカンドハウスに行きました。

前回から二週間ぶりです。

9日は関東地方は雨、予報によれば大泉は午後から晴れ間が見えるということですが・・。

お昼前に家を出て現地到着は13時半を少しまわった頃・・夫の運転だと私の運転より15分くらい早く着きます。

覆面パトカーに捕まらなくて良かった。。

現地は雲がモクモクと出ていて、日が差しているのに雨がパラついているところがある不思議なお天気でした。

長坂インターで降り、インター側のJマートでハンディタイプの鋤の楔(くさび)を買って、まずはいつもの田舎暮らし体験住宅へ。

広々とした一軒家を貸し切り・・別荘気分で滞在できます。

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体験住宅の庭・・新緑が美しい!

 

荷物を置いてさっそく古民家に向かいました。車で12〜13分程の距離です。

二日目、古民家の設計打ち合わせの後、いつものように途中の絶景ポイントで景色を撮影しました。

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八ヶ岳・・手前の権現岳編笠山は雪が溶けていますが、右奥の赤岳には雪が残っています。

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西南の方向には甲斐駒ヶ岳南アルプスの山並みが見えます。緩やかな棚田に水が引かれ、壮大な景色とともに美しさが増していました。

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南南西には富士山が見えます。

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西に見えるのは奥秩父に連なる山並みでしょうか・・

 

古民家に到着し、さっそく草取り開始!

前回は前庭しか出来なかったので、今回は東庭と母屋とお蔵の間の裏庭の草取りをしました。

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綺麗な野の花が咲いていて忍びなかったのですが、心を鬼にして草取りしました。

カエルがいるので草刈り機は使わず、すべて手作業です。

写真だと分かりにくいですが、かなり広いので時間がかかります。

今回の時間切れでお蔵の東(右側)の草取りは出来ませんでした。

夫は古民家の中で何やら宝探しをしていて、庭仕事はすべて私の役割・・ということのようです・・

お蔵の裏の暴風林の向こうにも我が家の畑があり、草ボウボウです。

そちらの草苅りもしなくちゃ!

来年には改修工事が終わり二地区居住を始めるので、そうしたら大泉でも農作業を始めます。

家の前の畑は近所の方が耕作していてくれるからいいけど、裏の畑は長いこと放置された畑です。

耕耘機が必要だろうなあ・・嬉しい反面、気が重いのも正直なところ。。

 

1日目の午後、草取りをしていたら神楽(かぐら)が聞こえて来ました。

隣のトシコお婆ちゃんに聞いたら、地域の氏神である逸見神社の縁日だそう。

逸見神社は武田信玄のルーツの歴史ある神社、大泉の家から歩いて7〜8分のところにあります。

田んぼ道を通って行ってみました。(カメラを忘れたのが残念!)

境内には立派な舞台があり、装束を着た4人の男性が神楽を踊っていました。

屋台もいくつか出ていて地域の人で賑わっていました。

子どもが大勢いる!!・・何だか嬉しい気持ちになりました。

5月9日は年に一度の縁日だと教えてもらいました。

「ワァ〜、夫の休暇に合わせて組んだ予定がバッチリ氏神神社の縁日だったなんて、ご縁ありすぎ!!」

私たちは屋台のたこ焼きを食べ、行きとは違ういなか道を通って帰りました。

しみじみ楽しかった!

 

今回の古民家打ち合わせでは、基礎の補修方法と床下の断熱についてと、壁や天井の断熱について断面図での説明を聞きました。

・・ペースがとてもゆっくりなのです。。。。

三回分の打ち合わせを、多分一回で済ますことが出来る・・と私は思います。。

御年80歳の熟練建築家だから、決してあせらない。

あくまでマイペース ←ここ強調。

これものんびりした土地柄になじむ修行なのでしょうか。

ペースがゆっくりなのが嫌なのではなく、打ち合わせの回数が多いと交通費・滞在費諸々、出費が大変なんです。

着工まであと一ヶ月と三週間、日々の節約をして乗り切りましょう。

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徒然に・・

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おはようございます。

本日の座間地方・・うっすら雲がかかているものの、お日様が差すお天気になっています。

以下、さきほどface bookに載せた記事です。

「地場・旬・自給」というブログがある。足柄の方で自給農をやりながら絵を描いている方のブログだ。つい最近までは放し飼いの養鶏で生計を立てていたようだが、65歳を過ぎて商売でやるのは止めたそうだ。(数年前の朝ドラ「希」の養鶏場のシーンはここで撮影されたそうだ)
その方が2年後70歳で石垣島に移住するという。
石垣島には絵を描きにしょっちゅう訪れていて、そこには古き良き日本の原風景があるとおっしゃっている。
石垣に家を建てるということで地鎮祭をした。

また足柄農の会というのを主宰されていて、米を始め農作物の育て方の研究や実験的試みもしている。
絵・農業・政治など、多岐にわたる記事に惹かれるものがあり、毎日楽しみに訪ねているブログである。

その方が今日のブログで「石垣の人は心が開いている」と書いている。
興味深く感じることが多い記事だが、「心が開いている」という言葉に強く打たれた。
私も・・そうだ!!
私が北杜市にどんどん惹かれているのは、水・空気・風景だけじゃない・・そこで出会った人たちの心に触れているからだ。

都会というのは人が多いわりには関わりが希薄で、めったやたらに心を開かない。
心を開いてしまったら「危険」という感じがあるのかもしれない。
18歳で上京した時、都会の人の表情の冷たさと関わり方のドライさにカルチャーショックを受けたのを思い出す。
私はしょせん地方育ちの人間なのだ。
もうそろそろ地方人に戻っても良い頃かと思う。

昨日・一昨日と大泉に行った記事は後ほどアップします!