推定樹齢2000年の山高神代桜(日本最古の桜とされる)
こんにちは!
本日の座間地方・・雲が多いながらも時おり日が差すお天気になりました。
風が強いです。
さて、4月3日から二泊三日で大泉のセカンドハウスに行ってきました。
こちら関東南部では3月末に桜が満開だったので、北杜市も桜が早いかもしれないと期待していました。
北杜市は東京23区とほぼ同じ広さ・・8つの町村が合併して出来た比較的新しい市です。なので同じ市内でも標高差がかなりあり、気温・気候に違いがあります。
私のセカンドハウスのあたりは大体850mです。同じ大泉町でも上の方は1200mくらいはあるかと思います。
我が家からほど近い谷戸城跡は桜の名所ですが、ほとんどの桜は2分咲き程度でした。
谷戸城跡入り口の桜・・種類が違うのか、咲いていました。
この桜が満開になったら見事でしょうね!
八ヶ岳が春霞で霞んでいます。夕方なので少し暗いです。
山を見るなら冬が一番・・春山はこんな感じで富士山はもちろん見えません。
・・
久しぶりの古民家に庭には、春の草花が咲いていました。
八ヶ岳の噴火で出来た土地なので、火山岩がゴロゴロしています。
前の住人が植えたのか、庭のあちこちに水仙の花が咲いていました。
こんな変わり咲きもあります。
庭が広いので草取りや掃除をしていると、あっという間に時間が経ちます・・
今回はマルセル君の提案で、北杜市武川町の実相寺にある山高神代桜を見にいくことにしていました。
でも谷戸城跡桜の開花状況を見て、今回はきっとまだ咲いてないから来年にした方がいいんじゃないかな・・と思っていました。
ところがマルセル君が絶対に咲いてると言い張るので、しぶしぶ行くことにしました。
果たして、実相寺の桜は満開!!
大勢の花見客が訪れていました。
標高は500m前後、桜の種類が違うのかもしれませんが、350mの標高差で桜の開花がずいぶん違うものだなあと感心しました。
手前は水仙畑
実相寺の山門
山門をくぐりながらパチリ!
しだれ桜が棚にしてあります。
良くしだれてますが、ショットがイマイチでした。
鐘楼と桜
息をのむ美しさ!
いよいよ樹齢2000年の山高神代桜とご対面!!!
・・まわりには支えの柱が沢山立っています。
堂々たる風格。種類はエドヒガンサクラ。
支えられながらも、老木は見事に花を咲かせています。
幾重にも重なり朽ちたように見える幹を接写!
昭和に入ってからの樹勢の衰退が激しく、数年に渡る手厚い介護?の結果、何とか生きながらえているようです。
もう何かが宿っているとしか思えません。本当に凄い桜です。
さらに接写!!
角度を変えてパチリ!
NHKが取材してました。名木の特集番組を制作するのだとか・・棒の先にカメラが付いています。
人間は年取ってもこんなに沢山の杖はいらないなあ・・
マルセル君に従って良かったです。
神代桜に生命の凄さを見せてもらいました。
参道のユキヤナギ
こちらも可憐なお花・・なんて言うんだろうか?
境内には露店が出ていて色々売ってましたが、私たちは持参の塩むすびとゆで卵でランチ。なんて経済的な夫婦なんでしょう!
・・・
今回の大泉行きのメインテーマは古民家改修打ち合わせ。
シンプルな間取りのため、打ち合わせはほぼ完了してしまいました。
現場をやってくださる大工さんとも会いました。
もと絵描きの方・・古民家改修の専門家です。
職人ぽくてイイ感じです。
寒い地方では、左官工事が真冬にならないようにするのだそうです。
少なくとも12月の初めまでか来年3月以降に左官が入るのがベストで、工期7ヶ月、逆算すると6月か9月に着工するのが望ましいとのことでした。
6月着工だと色々タイトになりますねえ。。
しかし大工さんが出来ると言うし、建築家との打ち合わせも大きいところはほぼ完了したので、6月着工になりました。
ゴールデンウイーク前に設計の最終確認をし、5月半ばに見積もりが出て調整をしたら、いよいよ着工です。
9月着工、来年3月完成のつもりだったので、一気に気が引き締まりました!
お金の算段もしなくてはならないし・・
予定通りなら、年末から二地区居住が始まることになります。
動きは始めれば実現が早いのねえ・・
それでは皆さん、良い一日を!