NAOMI〜エメラルドグリーンのクレフ2

半農半Xを目指して。過去ログ2006~2013:http://blog.goo.ne.jp/n_aomi1214

自分の心を占めているモノに成って行く

f:id:n_aomi1214:20170119115359j:plain


こんにちは!

本日の座間地方は薄日が差すお天気になっています。

大山が霞んでいるので、本日の写真は1月の富士山です。

本栖湖から撮影したものだそうです。きれいですね!

 

さて「伊勢白山ー道」からズシッときた一文の引用させていただきます。

・・・

仕事への文句や心配で、1日の大半の心が占められていたのか?

異性のことで、心ここに在らず、だったのか?
健康のことで心を占めたか?
金銭の心配で心が今日も埋まっていたか?
または、ボーっとテレビ番組を見て心が流されていたのか?

その自分の心を占めたモノに、自分は「同調」「チャンネルを合わせた」と言えます。
* 人は、その同調したモノに成って行く。
ということを覚えて置きましょう。
これがバカには出来ないことなのです。

だから自分が同調した内容の善悪を見て判断し、悪い内容の同調ならば「それを改善する」という意識を自分で持ったほうが良いです。

・・中略・・

その癖の善悪に気付くために、今の自分は何に対して心を合わせているのか?
これを振り返って見ましょう。

・・以上引用終わり・・

人は誰でもある一定の物事に心を占められる傾向があります。

「人は、その同調したモノに成って行く」

つまり、そうやって自分の人生を作っていくことに成る・・ということです。

人生は日々自分で作っているんですね!

それに気づかず、ある日「なんでこんなことになってしまったんだろう」と天を恨んだり不運を嘆いてみても仕方のないことです。

全部、自分で作ったんですから。。

まずは自分の心を占めている物事をチェックすることが大切ですね。

 

それでは皆さん、良い一日を!

コンサートのお知らせ

f:id:n_aomi1214:20170115123016j:plain

f:id:n_aomi1214:20170114112828j:plain

こんにちは!

本日の座間地方は雲が多いながらも晴れ☀

大山はやや霞んでいるものの、雪が残った山肌を見ることが出来ます。

さて本日は2月23日のコンサートのご案内をいたします。

会場:ムジカーザ(代々木駅徒歩3分)

開演:19:00(開場:18:30 )

入場料:3,000円(全自由席)

出演:秋津 緑・池端 歩・今村千里・坂井美登里

   野田千恵子・マグルーダー絵美里・山本紗也佳

   永田直美(賛助出演)

今回、私・永田直美は以下のプログラムを歌う予定です。

♪  團伊玖磨作曲:<三つの小唄>より

  ”春の鳥” ”彼岸花

♪ モンテヴェルディ作曲:オペラ<ポッペアの戴冠>より

  ” Disprezzata Regina ”  捨てられた王妃

♪  プーランク作曲:”愛の小径” (時間の都合で割愛する場合があります。)

昨年の2月のコンサートでは不覚にも大風邪を引いてしまったので、今回は日頃の養生に加え「鼻うがい」もしています。それにしてもこの時期のコンサートは恐いですね!

今回は新人が2人デビューします。実力派の若手に混じってどこまで検討してくれるでしょうか?

今回は日本歌曲や日本オペラを中心に、二部はオペラの二重唱やアリアでで構成した彩り豊かなプログラムになりました。

ぜひ会場に足をお運びいただけますよう、ご案内申し上げます。

 ♪ チケットは掲載のチラシのメールアドレスにお申し込み下さい ♪

 

それでは皆さん、良い一日をお過ごしください。

 

 

 

 

私を育ててくれた大切なひとのこと・・

f:id:n_aomi1214:20170112092003j:plain

冬空に映える大山と丹沢の勇姿

 

こんにちは!

本日の座間地方は快晴☀☀

朝、西の窓を開けると美しい大山と冠雪した丹沢の山並みが目に飛び込んできました。

晴れた冬の朝の一番の楽しみな風景です。

一人分のコーヒーを煎れ、夫が起きてくるまでの時間を窓辺で静かに過ごしました。

 

今朝は、いつも新春に簡単なメッセージを下さる浜松の師匠からの賀状が届かず気になっていたので、メールしてみました。

返信がありましたが、なんと食道癌で12時間におよぶ手術を受け無事生還し、今年の7月頃まで辛い抗がん剤治療をするとのことでした。

若いころからウォーキングなど軽い運動を日常的にするなど、健康管理をしっかりなさっている方でした。

美意識の高いしゃれた方で、愚痴をいっさい口になさらない先生が抗がん剤の苦しさをおっしゃっていたので、本当に苦しい治療なのだと思います。

現代はいくら気をつけていても病気のリスクがあちこちに潜んでいる時代だと思います。

自分だって90才過ぎまで健康でいるつもりでも、いつどうなるか分からないと思いました。

今さらながらに、今日生かされていることを大切に、今自分に出来る仕事を大切に生きなければと強く心に念じました。

師匠は数年ごとに上京し、私のオペラやコンサートを聴いてくれました。

また故郷浜松でコンサートを企画してくれたりと、本当に大切に育ててくれました。

48年もの間、変わらぬ師弟関係が続けられたのは先生の心の広さのおかげだと、本当に感謝しています。

夏には東名高速を飛ばして先生に会いに行きます!!

 

それでは皆さん、良い一日をお過ごしください。

 

 

 

映画「この世界の片隅に」を見ました!

f:id:n_aomi1214:20170105163642j:plain

こんばんは!

といっても、まだ午後の4時半過ぎですが日は沈んでしまいました。

今の時期の太陽は南西方向に、春分秋分は真西に、夏至は北北西に沈みます。

 

今日はマルセル君に誘われて、朝から「この世界の片隅に」を見てきました。

すずさんという女性の生活を通して、平凡に普通に生きる人たちが戦前・戦中・戦後にわたって経験したことを描いています。

♪すずさんのプロフィール♪ 広島市江波に生まれる。絵を描くことが大好きな女性。幼少 の頃、ばけもんや座敷童子に出会う不思議な体験をする。18才で呉へ、北條家のお嫁にやって来る。夫の周作をはじめ、北條家を中心とした新しい暮らしが始まる。

・・

普通の人たちが戦争に巻き込まれ、命を落とし、家を焼かれ、そして広島と長崎に原爆が落とされ戦争が終わる・・

二時間あまりの作品でしたが、饒舌でも舌足らずでもなく実にうまく作ってあり、心の奥底に響きました。

涙ながらに見るというよりは、見終わったときに心の深いところから涙が溢れるようなそんな映画でした。

言葉に出来ない感動・・魂が揺さぶられました。

ぜひ見ていただきたいと記事にしました。

 

それでは皆さん

Love ♡ ごきげんよう!

 

 



konosekai.jp

2017年あけましておめでとうございます。

  

  f:id:n_aomi1214:20170101140618j:plain

  f:id:n_aomi1214:20170101141048p:plain

新年あけましておめでとうございます。

いよいよ2017年がスタートしました。

元旦は思いを新たにリセットする良い機会です。

 

私はなぜか、昨年ずっと2017年の気がしていたので、ようやく本番の2017年が始まるという気持ちになっています。

意識の上では2016年はすっ飛んでしまっていたというか・・2017年にずっと居たというか・・説明ができないのですが、そんな感じです。

さて今年はどんな年になるのでしょうか?

平和で無難な年であって欲しいと願うのは人情で、私ももちろんそう願わずにはいられないひとりです。

しかしながら近年の異常気象や地殻変動に伴う災害の多さをみると、何がいつ起きてもおかしくないところまで来ている感はぬぐえません。

ですので「何があっても生き抜く!」ことをしっかり胸に刻みたいと思います。

そして夫婦そろって健康でいること。

夫のマルセル君に「どんな年にしたい?」と尋ねたら、

「喧嘩しない年にしたい。」とのたまわっておりました。

「あなた最近短気なんだもの。」ですって!!

マルセル君のいちいちが気に障るサイクルが周期的にやってきて、たんびに私の活火山が噴火しまくっています。

これも地球の活動期と連動しているのではないかと自己分析しているのですが、彼曰く「気分だよ!」とのことです。。

まあ刃傷沙汰になっても困るので、今年はぜひ「休火山」で行きたいと思う次第であります、はい。

 

ところで、これからは「山を崩す」という気になっています。

この「山」というのは自分がこうだと思う自分、あるいはこうありたいという自分、またはこう見えたいという自分を、せっせと自分で作り上げて出来たものです。

そしてそれは、言ってしまえば「幻影=ホログラム」の自己像です。

幻想の自己像が勝手に一人歩きし「そうあらねばならない自分」という縛りをかけてきます。

つまり、自分で作ったものに自分が縛られちゃうってことです。

私という存在や、私が見たり体験していることは、ぜんぶ自分で創ったもの。

いわば自作自演の夢の世界です。

その夢から覚めるとはどういうことか、

「本質の自分=内在神」に立ち戻るというか、内在神と直に繋がる生き方に目覚めていきたいと希望しています。

どんどん楽ちんな生き方にシフトしていくってことですかね。。

楽ちんはサボるとこととは違います、キリッ!!

心の軽やかさと関係してるかな。

 

年末の徹底的な大掃除のおかげか、かつてないスッキリポンの元旦を迎えることができました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

元旦

 

 

 

 

 

 

クラニド図形について・・2

f:id:n_aomi1214:20161227085007j:plain

こんにちは!

本日の座間地方は雨☂☂☂

朝方は北西の空に虹が出ていました。

 

昨日に続き「クラニド図形」についてご紹介します。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

ふっと思ったのですが、<ナスカの地上絵>や<ミステリーサークル>は高次の知的生命体が音(周波数)を利用して作ったのではないかしら・・

自分の声も、目に見えなくても、空中に立体化されているんだと思います。。

美しくて心地良い形が出ているのでしょうか?

良い周波数で歌いたい!

 

Love ♡ ごきげんよう!!

 

 

メリークリスマス!

f:id:n_aomi1214:20161223105033j:plain

昨日の大山・・気温がぐんぐん上がり入道雲が出ていました。

 

メリークリスマス!

今日が仕事の人も、休日の人も、クリスマス会がある人も、ない人も、元気な人も、落ち込んでいる人も、

せめて一日笑顔で過ごしましょう!

 良い一日を!

 

菊池彦典先生とオペラ<ルチア>のこと

f:id:n_aomi1214:20161217173050j:plain

こんばんは!

本日の座間地方は晴れ☀☀

今日は12時にレッスン室に入り5時間半、缶詰になってレッスンしました。

かつては一日に7〜8時間レッスンしていた時もあるのでそれほど長くは感じませんが、下手なピアノで伴奏をしながらレッスンするので、肩がコリコリになってしまいました。

でもちょっと体操したら回復しました。

 

ところで、仕事が終わって居間に戻ると懐かしい方から留守電が入ってました。

指揮者の菊池彦典先生からでした。

藤原歌劇団新国立劇場のオペラ公演でたくさんご一緒させていただきました。

五十嵐喜芳総監督とともに藤原歌劇団を全盛期を築き上げた名指揮者でいらっしゃいます。

先生は長いことドイツを拠点にしヨーロッパを中心に活躍、初めの頃はドイツと日本を行き来していらっしゃいました。

やがて日本に拠点を移され、S音楽大学大学院の教授に奉職なさいました。

それが2011年3月11日の後、原発から遠ざかりたいと故郷愛媛県に移住してしまいました。

菊池先生はピュアで率直な方・・オペラの見識が高く、チャーミングな人柄で、本当に大好きな先生でした。

私は2005年に先生が指揮なさった「アドリアーナ・ルクブルール」を最後に藤原歌劇団を退団したので、その後お目に掛かることはありませんでした。

その先生がお電話を下さったのは、23年前にご一緒した藤原歌劇団公演「ルチア」のDVDが手に入った(注:記録としての録画で関係者のみ手に入れられる)のであなたも見てみて下さい・・というご連絡でした。

先生の現在の連絡先を知人に聞いて、こちらからお電話しました。

来年末に東京で「ルチア」を指揮するにあたり、過去の資料を調べていて記録がDVDとして残されているのを知ったそうです。

さっそく取り寄せて見てみたら素晴らしい舞台だったので、

「直美さん(私のこと)にも教えてあげよう!」

と思いついてくだっさたようです。

ちなみにその時のキャストは、ルチア:出口正子さん、エドガルド:アルベルト・クピードさん、エンリーコ:折江忠道さん・・私はアリーサ役で出ていました。指揮:菊池彦典先生、演出:マダウ・ディアツさん。オーケストラは東京シティフィルでした。

「今見ても舞台はちっとも古くないし、演奏も素晴らしい。出口さんもあなたも舞台姿が美しくてとてもいいですよ。」

とおっしゃっていました。

出口さんが泉のほとりでRegnava nel silenzio を歌うシーンにはアリーサも出ていて、ルチアのアリアの途中で少し歌うところがあります。

青く薄暗い照明の中であのシーンを演じたときの事が蘇りました。。

その時のスタッフの皆さんが「絵を見ているように美しいシーンだね。」と褒めてくださったことを思い出しました。

菊池先生は相変わらずオペラのお話を熱く語って下さいました。

本当に「オペラの申し子」のような方・・

こんな純粋で素敵な方と仕事させてもらってたんだなあと、胸が熱くなりました。

先生は78才になられたそうです。

いつまでもお元気でと願わずにはいられません。

幸せな夕べでした。

それでは皆さん、

Love ♡ ごきげんよう!!

 

 

 

60才の前日に思うこと

f:id:n_aomi1214:20161213122223j:plain

 

こんにちは!

本日の座間地方は曇り☁

夕方からお天気が崩れるとのこと・・オペラ研修所に出講の日はこういうお天気が割合多いです。。

 

ところで・・

私は明日12月14日、いよいよ60才になります。

今週は二期会オペラ研修所の歌曲試験やら何やらでタイムリーにブログの更新が出来ないので、誕生日前夜の今日書くことにしました。

60才は干支が一巡して元に戻ると言うことで「還暦」と言われています。

若い頃は60才はおばあさんで人生が終わりに近づいている感じがしていましたが、自分がなってみると、まだそれほどおばあさんでもないです。

客観的な容姿や雰囲気は「年配者」なのでしょうけど、自分の内側は少女の頃と変わっていません。

むしろ30代後半から40代の自分のほうが大人ぶっていて年寄りくさかったかも・・と思ったりもします。

よく「赤ちゃん返り」なんて言いますが、それは大げさとしても、生活者としての一通りの苦労をして、達観することが増え、欲が減り、本来自分が持っているピュアな部分が前面に出やすくなってきました。

まあ、社会というか組織に合わせて生きる必要がなくなり、自分らしくいられるようになったということなんでしょうね。

 

私は菜園や手作りの話しなど身近なことを記事にすることが多いですが、50代半ばまではそうではありませんでした。

12才で声楽の道を志し、音楽高校・芸大とお決まりのコースを進み、数多くの一流の舞台に立たせていただき、おまけに国費で留学までさせてもらいました。

音楽大学や大学の教育学部で声楽を教え、自宅で生徒さんのレッスンをする機会にも恵まれました。

でもこういう人生を送るために犠牲にしたことも多く、一番の犠牲は「生活」だったような気がします。仕事を優先するあまり子どもも作りませんでした。

あまりに忙しく買い物に行く時間がないので、高いと知りながら宅配の野菜や外食に頼っていた時期も長かったです。

舞台と仕事優先の人生を送ってきて、行き着いたのが「生活を楽しむ人生」でした。

今、産直センターで新鮮な野菜をたっぷり買えることをとても幸せに思うのは、こういう生活が新鮮からだろうなあと思います。

馬車馬のように働いた人生のツケを、酷い更年期障害という代償で支払い、どうやら完済できたようです。

自分の好きなことをして生き抜いた半生を悔やんではいません。

色々あったけど、これまでの人生はOK!です。

これから元気でいられる限り、生活者であることを最優先して人生を楽しんでいきたいと思います。

最後に、

こんな私に長年連れ添ってくれた夫のマルセル君に感謝。

大病もなく生きてこられたことに感謝。

産んでくれた親に感謝。

出会ったすべての方に感謝。

神様に感謝。

ありがとうございました。

 

それでは皆さん

Love ♡ ごきげんよう!!