NAOMI〜エメラルドグリーンのクレフ2

半農半Xを目指して。過去ログ2006~2013:http://blog.goo.ne.jp/n_aomi1214

春の一日

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市民農園の土手に咲く可憐な花

 

こんばんは!

本日の座間地方は霞みがちながらも晴れ☀☀

完全オフだったので何度も洗濯機を回し、冬物や敷物などの洗濯をしました。

午後は夫のマルセル君を誘って菜園に行きました。

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雑草と呼ばれても、本当に可憐で美しい花を咲かせています。

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菜の花が咲いてしまった白菜を・・

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マルセル君が写真に撮っています。

もちろん菜の花はすべて収穫しました。辛子和えにすると美味しいです♡

右側のマルチからジャガイモが芽を出し始めています。

今日の収穫はブロッコリー・ネギ・エシャロット・ほうれん草など。

都会育ちのマルセル君はどうも菜園に興味がないようで、

「ほら、大きいカラスがいるよ!」とか「見て見て、小鳥がいっぺんに電線に止まったよ!」とか「ツバメが飛んでる!」とか・・

収穫の手をすぐに休めてしまいます。

「あなた大泉で田んぼをやるって言ってるけど、そんなんで出来るの?」と聞くと、

「そこに行けばやるさ!」ですって。

シティボーイならず、シティジジーに農業ができるのかなあ???

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収穫を終えて、車で2分ほどの相模川の河川敷に行きました。

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荒れていてゴミのポイ捨てが多くガッカリでしたが、綺麗な所だけ写真に収めました。

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土手から反対側の農地には菜の花畑がありました。

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自撮りでパチリ!

「笑って笑って!」と言ったマルセル君ですが、苦笑いにしか見えません。。。

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土手には色んな花が咲いています。

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桜は満開!!でも、空がくすんでいるので冴えない感じです。

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河川敷を向こうまで歩いたら、水仙の花壇がありました。

盛りを過ぎてしまったと係りのおじさんが言ってましたが、十分綺麗でした。

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70種類10万本の水仙が植えられています。

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似ているようでいて、違う個性の水仙たちです。

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一見、水仙には見えないような種類もあります・・

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私は黄色い水仙が好きかな・・

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水仙の写真をアップするのに疲れてしもうた・・

スマホのカメラ機能では限界があります。もちろん腕前の悪さもありますけどね・・

そのうち良いカメラで良い写真を撮るんだ、キリッ!!

それでは皆さん、今日はこの辺で!

 

 

思うこと・・

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おはようございます!

本日の座間地方・・うっすらとした雲が多いものの、晴れ☀☀

桜が見頃を迎えています!

 

昨日は二期会オペラ研修所の修了式でした。

ホームレッスンがあり修了式に間に合わないので、懇親会のほうに出席しました。

懇親会というのが苦手でめったに出ないのですが、我がクラスの講師は私以外全員欠席ということなので、出ることにしました。

研修所の先生も10年目ともなると、いつの間にか居場所が出来ているようで(というか私自身がふてぶてしくなった?)、それなりに楽しい時を過ごすことが出来ました。

藤原歌劇団で歌っていた歌手が、急に二期会のオペラの先生になったのですから、違和感が長いことありました。

「ここに居てもいいのかな?」と思い続けた年月でしたが、すっかりここの人になってしまったようです。

 

ところで、ネットのニュースで「大学の非常勤講師の大量雇い止め」の記事を見ました。

いよいよ今年だったんだね・・と、特別な思いで読みました。

実際、私にも降りかかろうとしていたことだからです。

大学の常勤教員のポストは減り続けています。

たった一つのポストの公募に数十倍あるいは100倍を超える応募があるのが現状だと思います。採用されるには強力なコネか、社会的に評価の高い業績がないと無理です。

そんな中ようやく手に入れた非常勤講師の職を、文科省の決めた方針に従って、大学側がたった5年で打ち切るというのです。

これでは若い研究者が育ちません。生活だってすぐに困ります。

私はもう還暦を過ぎているし、ホームレッスンなど自営出来ているのでそれほどの影響はありませんでしたが、40代後半過ぎの非常勤講師の方々を思うと切ない気持ちになります。

どの大学も次の非常勤講師は30代後半40代初めまでの人を選ぶでしょう。

大学の先生というのは一般的に、そんなに若くしてなれるものではありません。

ある程度、専門分野の実績が必要なのです。

ようやく手にしたせめてもの非常勤講師を5年で雇い止めとは本当に酷い話しです。

文科省としては「いつまでも非常勤のままにしておかないで、5年経ったら常勤にしなさいよ」ということだったと思うのですが、そもそも少子化の影響で常勤のポストは減る一方なのです。

大学は経営の合理化のために、その5年を逆手に取って雇い止めを実行する初年度が今年なのです。

以下、私のフェイスブックへの投稿記事です。

・・

大学非常勤講師の大量雇い止めの年が来た。私も長年非常勤で勤めていた国立法人千葉大学から2018年春に雇い止めになる旨を、2014年に急に伝えられた。
その前々年に文科省が決めた方針に大学が従ったためだ。
私に来た通知は「2013年にさかのぼって通算5年を超える継続雇用は出来ない」という一方的な内容であった。
2003年から同学の非常勤を始めたが、当初はそのような話しはなく、非常勤であっても当然65歳までの継続雇用が通常であった。
最近は少子化で大学の入学者がどこも減っているのが実情。
国立大学が法人化され国からの資金援助が減り続ける中、専任教員の数が半分に減らされ、常勤への道はさらに厳しくなっている。
大学の専任登用は、まったく運とタイミングである。
ちょうど専任教員を公募しているときには、私はオペラ歌手としての活動が忙しく、専任教員として職務を果たせるだけの時間がなかった。やむなく非常勤で奉職し、次のチャンス(私を引っ張ってくれた方が退任する時期)を待つしかなかったが、時代は変わり、彼の退任後そのポストはなくなった。少子化の影響で大学の教育学部自体を縮小することになったのだ。
そして、そのタイミングで大学を辞めることになった。
それが2017年の春のこと。
収入は減ったが意外と精神的影響はなく、というかすっきりしてしまった。
そういうプロセスがあって、これからの人生を具体的に考えられるようになったのだと思う。
生活のためには大学で教えることが必要な時期があり、多い時は三つの大学を掛け持ちしていたが、自分の中ではそれほど価値のある仕事ではなかった。
それより、20代後半から50代半ばまでの人生の花の時期に大きな舞台に沢山立てたことが、一番の収穫だったと思う。
今は生涯をかけた声楽を、本当に好きな人たちだけに教える人生になった。
色々あっても、今が一番幸せと思えることがありがたいと思う。

・・

私の場合、今回の「雇い止め事件」が良い意味での転機になりラッキーでしたが、これからの人たちは独立自営を中心に、その傍らに非常勤講師もするという生き方にシフトするのが良いのでしょうね。

それでは皆さん、良い一日をお過ごしください!

ボードレールの一遍の詩に再会する・・

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こんにちは!

本日の座間地方・・午前中は曇っていて一時小雨がパラつきましたが、お昼近くになって晴れてきました☀☀

今日は久々の完全オフ!!

美容院でカットしてきました。

私はベリーショートにしているので、一ヶ月に一度必ずカットに行きます。

このスタイルは洗髪と日々のお手入れが楽で止められれません。

 

ところで、5月6日の門下の発表会の曲の準備を始めていますが、今回は久々にデュパルク作曲の「旅への誘い」を歌うことにしました。

この曲に出会ったのは芸大4年生の時でした。

当時、楽曲分析の授業で<フランス歌曲>を履修していました。

取り上げられていたのはデュパルクの作品でした。

デュパルク(1848-1933)はフランスの近代作曲家で、20歳から37歳までの16年間に14曲の歌曲を書き、この後1933年に亡くなるまでの48年間、一音たりとも作曲することはありませんでした。

わずか14曲の歌曲を世に出しただけで、作曲家が国際的な名声を得るということは、音楽史上まれなことでした。

神経症にかかり、自らの批判感覚が激しくなりすぎ、作曲できなくなったようです。

 

私はデュパルクの作品の中で特に「旅への誘い L'invitation au Voyage(詩:ボードレール)」が好きで、若い頃から折にふれ演奏しています。

その度に詩を原語と邦訳の両方でレポート用紙に書いています。(パソコンのキーボードで打つのでは意味がないので、必ず手書きします。)

詩を書き写すというのは、どんな歌を歌うときでも必ず行う作業で、これにより曲の理解と洞察が深まります。

今回、久々にボードレールの詩を書き写してみて、その深淵に初めて触れたような気がしました。

ボードレールのこの詩が私の心の深い所にある琴線に、ようやく共鳴したのです!

言い方を変えると、ボードレールの詩に共鳴するところまで、自分の感性が深まったと言えます。

この「旅への誘い」は恋人と共に逃れ住みたい、未知の「彼の地」への憧れを表現したものと言われていますが、私の受け取り方は少し違います。

ボードレールの心を受け取ったというよりは、詩そのものに書かれた自然の普遍性が琴線に響いたのです。

私が好きなのは、冒頭・・

       Mon enfant, ma soeur,      

  いとしい我が妹よ、
  Songe à la douceur       

  思い描いてごらん  
  D'aller là-bas vivre ensemble! 

  かの土地に行き、一緒に生きることを!
  Aimer à loisir,        

  心ゆくまで愛し合い
  Aimer et mourir       

  死ぬまで共にいよう
  Au pays qui te ressemble!    

  お前によく似た あの土地に!

そして、中ほど・・(ここが一番好きです!)

  Là, tout n'est qu'ordre et beauté,

  かの地にあるのは秩序と美
  Luxe, calme et volupté. 

  優雅さ、静けさと快楽

  
・・最近、老子加島祥造:訳詩)を読み返していますが、老子のいう「道=タオ」とは、宇宙や自然の摂理ではないかと思っています。

自然の一部である人間も自然の摂理に従って生きましょうよ・・ということなんだと思います。

自然は、秩序・美・優雅さ・静けさ・快楽そのもの・・

人間は人間が作り出した「秩序」ゆえに苦しいのではないか・・

人間が作り出した「秩序」は、本当は人間と調和していないんだと思います。

ただ自然の摂理に従って調和して生きる・・

自分の心の方向が変わり、出会いから40年たってようやく、ボードレールの一遍の詩の深さに触れることが出来た気がしています。


L'invitation au voyage - Charles Baudelaire

  Mon enfant, ma soeur,
  Songe à la douceur
  D'aller là-bas vivre ensemble!
  Aimer à loisir,
  Aimer et mourir
  Au pays qui te ressemble!
  Les soleils mouillés
  De ces ciels brouillés
  Pour mon esprit ont les charmes
  Si mystérieux
  De tes traîtres yeux,
  Brillant à travers leurs larmes.

  Là, tout n'est qu'ordre et beauté,
  Luxe, calme et volupté.

  Des meubles luisants,
  Polis par les ans,
  Décoreraient notre chambre;
  Les plus rares fleurs
  Mêlant leurs odeurs
  Aux vagues senteurs de l'ambre,
  Les riches plafonds,
  Les miroirs profonds,
  La splendeur orientale,  
  Tout y parlerait
  À l'âme en secret
  Sa douce langue natale.

  Là, tout n'est qu'ordre et beauté,
  Luxe, calme et volupté.

  Vois sur ces canaux
  Dormir ces vaisseaux
  Dont l'humeur est vagabonde;
  C'est pour assouvir
  Ton moindre désir
  Qu'ils viennent du bout du monde.
  - Les soleils couchants
  Revêtent les champs,
  Les canaux, la ville entière,
  D'hyacinthe et d'or;
  Le monde s'endort
  Dans une chaude lumière.

  Là, tout n'est qu'ordre et beauté,
  Luxe, calme et volupté.

  

それでは皆さん、良い一日をお過ごしください!
 

 

 お彼岸の夢

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こんにちは。

本日の座間地方は霞んでいるものの晴れ☀☀

花粉とpm2.5がたっぷり飛んでいます。

この時期、寝室の窓を開け空気の入れ換えをするのは危険・・布団についた花粉で、寝ててクシャミ連発になります。

 

ところで、夕べ亡くなった両親が夢に出てきました。

私の両親はお彼岸とお盆の前(必ず入りの一日前!)に夢に出てきます。

今朝も「久しぶりに親の夢を見たなあ」と思い、ふとお彼岸が近いのにと気づきました。

しかも今日は彼岸の入り!!

私の両親のお墓は遠いので、行ける時に行くというスタンスでお墓参りをしています。

普段は、居間に夫婦双方の両親の戒名を入れた小さい仏壇を置き、毎日お線香を上げています。

夢の中では両親は大きい古民家に住んでいて、その家は掃除が行き届いていません。

いつもそうですが、夢の中では家の掃除をしている私がいます。

しかも母親に反抗する気持ちを持ちながら・・(生きている時には一度も母親に反抗したことがなかったのに!です。)

「これはお墓掃除に来てくれということかなあ・・」

今週は時間が取れないので、来週マルセル君と東名を飛ばしてお墓参りに行きます!!

 

母が他界して27年、父が他界して8年経ちますが、父が他界してからというもの、お彼岸とお盆に必ず夢に出てくる両親ですが、夫のマルセル君の両親は夫の夢に出てきたことがないそうです。

こんな風に定期通信してくるなんて、他の方はどうなんでしょうか?

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

 

 

別次元にいる私と雲と・・

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3月15日午後5時の空

 

こんにちは!

関東地方は初夏の陽気でした。

本日は千駄ヶ谷にて二期会の入試でした。

久々の都心は緊張します。

 

近頃ごろ頭が空っぽすぎて、人様と話す話題がなくなっています。

今日も入試で10数人の先生方とご一緒だったのですが、別次元にいる感じがしてこの次元にチューニングしていない感じでした。

べつに黙っているのは平気なんだけれども、その状況を俯瞰してる自分がいて、この世のことは入ってこないような感覚でした。

色々な事に対して意見が持てなくなっています・・

もうそのままでいい・・という感じです。

一ヶ月ほど前には、とりとめのない思考が頭の中をグルグルして「頭の中がうるさいなあ」と感じていたのに、今は何かを気に止めようとしても気に止めることが出来なくて・・そんな風だから考えごとが発生しないのです。

こういう状態は楽なんだけど、浮き世からどんどん離れて行くような感じがしています。

でも不思議なことに、歌を聴くときだけはすごく集中してるんですよね。

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それにしても今日の空は雲がすごく暴れていますね。

こちらは午後5時40分の空です ↓ 

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屋根のすぐ上にウナギがいます!

雲を撮り始めると止められなくなる!

こちらは午後6時の空です ↓

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雲が会議をしてるみたい!

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南丹沢の上はこんな感じ。

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丸い雲に混じって肋骨状の雲があります。

 

 それでは皆さん、今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

 

菜園日和り

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畑の土手に咲く野の花

 

こんばんは!

本日の座間地方・・大山は霞んでいるものの晴れ☀☀

初夏を思わせるような日になりました。

 

ホームレッスンを終え、午後から畑仕事に行きました。

月曜日に農協で春キャベツとブロッコリーの苗を買ってあったのを、植え付けました。

ついでに草取りと野菜の収穫も・・。

今日は小松菜・ブロッコリー・エシャロット・白菜の花芽(菜の花みたいなの)を収穫しました。

先日蒔いた大根が芽を出し始めています。

ジャガイモはまだ芽を出していません。

ヤーコンの株を掘り出して別の場所に植え付けました。

シャベルで掘っていたら冬眠中のカエルを掘り出してしまいました。

ゴメン!もう少し冬眠していたかったかな?

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キャベツはモンシロチョウの大好物・・卵を産み付けられないように不織布でトンネルがけをしました。

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こちらはニンニク・・茎は炒めていただきます!

春は種を蒔いたり、苗の植え付けをしたり・・楽しい季節になりました。

 

それでは皆さん、お休みなさい ☆zzz☆

 

 

3.11・・私の記憶

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おはようございます。

本日は3月11日・・東日本大震災福島原発事故から7年の月日が経ちました。

新聞では、今も7万3千人の方々が非難生活を余儀なくされているという報道がありました。

犠牲になられた皆様に、あらためて追悼の意を表したいと思います。

 

私は直接の被災者ではありませんが(放射能汚染という意味では被災者といえる)、その日のことは一生記憶から遠ざかることはないでしょう。

その日は勤務していた音楽大学の追加入試の日でした。

さすがに受験者が少なくて、お昼には帰宅していました。

私は、2011年に入ってから胸騒ぎや内臓がよじれるような感覚を頻繁に感じるようになっていました。

3月9日に東北地方沿岸でマグネチュード7を超える大地震があり、それを感知していたのかと思っていましたが、その地震のあとになっても身体の感覚異変は相変わらずでした。

そして震災当日・・自宅に戻り昼食の準備をしていると、突然激しい胸騒ぎに襲われました。

「どこかで何かがあったのでは?」と急いでパソコンで情報を探しました。

9日の余震と思われる地震の情報はあったと思いますが、それ以外これといったニュースはありませんでした。

ところが胸騒ぎは収まらず、息が出来ないほどの体感になり、ちょうど休暇で一緒に食事をしていた夫に「すごく嫌な感じがする!」と漏らしていたところでした。

そして2時46分・・遅い昼食を終えたころ、激しい揺れがやってきたのでした。

 

テレビでは被災地の惨状を刻一刻と伝えていました。

津波に押し流される家々、炎に包まれる気仙沼・・

これが現実に起きていることなのだろうか・・想像を絶する光景に、バーチャルの映像を見せられているようで感覚がどんどんマヒしていくのが分かりました。

被災者の方々の避難所での様子が伝えられてきました。

ボランティアで働く方々の様子も・・

私も自分にできるボランティアはないかと、街をさまよいました。

 

原発は?原発は大丈夫なの?」

原発メルトダウンし、大量の放射能が関東一円にも降り注ぎました。

そして計画停電・・首都圏のベッドタウンである我が地域は計画停電のため、真っ暗な夜を過ごすことになりました。

信号が消え、街頭も消えた真っ暗な夜道を帰宅した夫が、

「こんなことになっちゃうなんて!!」と涙を浮かべて言った言葉を忘れる事が出来ません。

 

そのころ自宅からすぐの所に畑を借りていました。

大根とブロッコリーが収穫期を迎えていました。

放射能ブルームが来る前に収穫してしまおう!」

そして、その畑をやめました。

 

原発事故後ガイガーカウンターを購入し(3台も!)、家の中外・公園・道路脇など、あちこちを測定しました。

ただ怖がりたくないので、実際に線量を測ろうと考えたのです。

線量計の値には放射能汚染がしっかり表れていました。

野菜はすべて西日本のものにしました。

水はペットボトル、米は事故前に収穫したものを買いだめました。

洗濯物は室内干し、窓は開けない、外食しない、・・など、夫には「放射”脳”」扱いされながら、自分たちの”命”を守るために必死でした。

そして、思考にバイアスをかけ安全対策をしない人達たちに、現実の深刻さを知ってもらいたいと、祈るような気持ちでした。

 

原発から270キロ離れた私でさえ、こうなのです。

被害に遭った皆様を思うと胸が痛みます。

 

原発事故から二年後、福島に住む夫の姉が進行性の癌で他界しました。

その葬儀に向かう途中のサービスエリアでは、ガイガーカウンターの警報音が鳴りっぱなしでした。

 

それ以来、毎日の空間線量を調べたり、原発関係のニュースにアクセスしたり、食品の安全性を調べるのが習慣になりました。

 

調べれば調べるほど原発は恐ろしいものです。いいことは一つもない!

経済第一主義で、恐ろしい原発をさらに推進しようとしている安倍政権は、もっと恐ろしいです。

 

私たちは「もっともっと」を止め、自然と共存する生き方にシフトできないでしょうか?

3.11の出来事は、私にとって人生最大の意識革命の引き金になりました。

3.11を忘れて、前のような在り方を進めてはいけないのだと思います。

そうじゃないと、あれほどの犠牲の意味がなくなります。

 

少なくとも私は、自然と共生し、循環させる(ゴミを出さない)生活を実現していきたいと、思いを新たにしています。

 

それでは皆さん、今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3ヶ月ぶりの大泉行き

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清春芸術村・・セザールの彫刻・・大きい親指!!

 

こんにちは!

本日の座間地方は雲が多いながらも暖かで穏やかな日和りでした。

 

2月末から二泊三日で大泉のセカンドハウスに行ってきました。

相変わらず住めないので、今回はふるさと情報館の田舎暮らし体験住宅に泊まりました。

一軒家なので気兼ねなくゆっくり過ごすことができました。

一回だけAgnesというレストランでランチをしましたが、あとは全て自炊。

古民家改修の打ち合わせや草苅りで頻繁に通うことになるので、経費節減の努力は欠かせません!

2月28日から3月1日にかけては全国的に大荒れのお天気だったようですが、北杜市も強風と雪に見舞われました。

行った日はポカポカ陽気だったのが、二日目の朝は一面の雪景色でした。

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古民家の庭に雪が積もりましたが、午後にはほぼ消えていました。

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近所の田んぼも雪化粧

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二日目・・建築家との打ち合わせまで時間があったので、古民家からほど近い<金田一晴彦図書館>を訪れました。富士山や南アルプスの山並みが見える絶好のロケーションです。

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図書館西の南アルプスの山並み・・中央右の個性的な峰は甲斐駒ヶ岳

 

今回はふるさと情報館トップの佐藤さんの古民家(移築したもの)を見せてもらい、そこで打ち合わせもしました。

古民家でも熱循環システムをしっかりやれば、晴れている日の昼間はストーブなしで過ごせるし、朝方の室内の気温が下がらないことが分かりました。

座間の我が家より暖かかったです。

 

三日目・・スカッと晴れた空の下、四方の山々を眺めながら古民家に向かいました。

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見事な八ヶ岳ブルーです!

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我が家より100メートルほど高い標高950メートル付近から眺めた富士山

八ヶ岳南麓はなだらかな南斜面で、車で5,6分走れば100メートルくらいは平気で上下します。

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古民家の近所を流れている鳩川・・6月には蛍を見られるのではと期待しています。

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我が家は里山の集落の一角なので家から山がすぐ見えるわけではありませんが、1~2分歩いて田んぼの方に出れば八ヶ岳や富士山を見ることが出来ます。

 

マルセル君が北杜市長坂町にある清春芸術村に行きたいというので、帰りに寄ることにしました。

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入り口の門・・不思議な光が写り込んでいます。

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ラ・リーシュ・・1900年にパリ万博のワイン館として建てられ、後にシャガールやスーチンを始めとする20世紀の巨匠たちを排出したアトリエ兼住居と同じ設計で建てられた。芸術家の育成の場と建てられた。

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ラ・リーシュは今も現代作家のアトリエとして使われている。

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場内のレストラン入り口に置かれた作品

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清春白樺美術館の正面

美術館では志賀直哉のコレクションを中心とした白樺派の展覧会を開催中。

常設展示はルオーの宗教画でした。

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セザールの親指の彫刻を反対側からみる・・光の具合で指紋が写らなくて残念!

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安藤忠雄設計<光の美術館>の内部・・展示室は人工照明がなく、季節や時間とともに変化する自然光のみで作品を鑑賞できる。アントニオ・クラーベの作品が展示してある。

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建築史家:藤森照信設計の一本足の茶室「徹」

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エッフェル塔の階段・・エッフェル塔完成百周年の1989年にエッフェル塔の階段の一部がフランスより清春芸術村へ移設された。隣はセザールの彫刻、エッフェル像。

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エッフェル像の後ろ姿

 

目まぐるしい気候の二泊三日でしたが、いい空気と美しく雄大な山並みに癒やされた小旅行でした。

それでは皆さん、今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

 

フィナーレの時

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こんばんは!

めずらしく夜の更新です。

 

今日は3週間ぶりのオフ・・畑に行ったり、車を洗ったりして気ままに過ごしました。

明日から2泊3日で大泉のセカンドハウスに行きます。

いよいよ建築家との本格的な設計打ち合わせを始めます。

古民家はまだ住めないので、今回はふるさと情報館の体験ハウスにお泊まり。

キッチン付きの一軒家なので食材や調味料を持っていきます。

ちょっとした合宿気分!!

 

また今日は、夏にムジカーザで開催するコンサートの日程を決めました。

2010年から始め今年で9年目、オペラやミュージカルの公演を含めると16回の有料公演を重ねてきました。

更年期の一番辛い時期にオペラの舞台をあきらめ、その代わり若い人を育てながら自分も歌っていこうと始めたコンサートでした。

そのコンサートも出演者の日程を合わせるのが難しくなってきました。

年と共にみんな忙しくなってきたからです。

もう潮時かなあ・・

Concerto delle stelle(星々のコンサート)は役目を終える時が来たようです。

・・

次のコンサートをFinaleにすると決めました。

・・

これで歌人生を止めるわけではないので、また違った形でのコンサートをするのだろうと思います。

 

ひとつ終わり、ひとつ始まる・・

 

始めるために、終わる・・

 

寂しいというんじゃなくて、一つの覚悟みたいなのが生まれました。

 

覚悟して終わり、覚悟して始める。

 

それでは皆さん、お休みなさい ☆zzz☆

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女たちの集い!?

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今朝の富士山・・八ヶ岳観光ライブカメラ

 

こんにちは。

本日の座間地方・・大山が霞んで見えませんが、晴れ☀☀。

絶好の洗濯日和です!

 

さて、私は知る人ぞ知る「魔女」です。

お出かけは三角帽子をかぶり、箒(ほうき)に乗って飛んでいきます。

うそです(笑)

でもこの話をすると、生徒たちは必ず信じます。

「そういえば新宿西口のあたりの空を飛んでるのを見ました!」ってね!

本当は飛んでました。

また時にはケンコウ骨の間あたりに妖精の羽をつけてバタバタさせて遊んだりもしてます。これは本当の話・・。

想像の世界の密かな楽しみとしてやっていることなので、誰にも言いませんでしたが、ある日とうとう目撃されてしまいました。

目撃者は弟子のTさん。彼女はアストラル体を視ることが出来る人です。

アストラル体とは、神智学の体系では、精神活動における感情を主に司る、身体の精妙なる部分である。主に情緒体、または感情体、感覚体、星辰体などとも。

 

私はそれに気づいていたので、ある日、手に想像した卵(物理的にはありません)を乗せ、「手に何を乗せてるか分かる?」と聞いてみました。

「えーと、ヒヨコですか?」

近いけど、じゃなくて・・

「マルっぽい・・もしかして卵?」

驚き、当てちゃいました!!

しかも卵が孵った姿を先に視ちゃうなんて・・。

で、また違う日に、頭にウサギの耳をつけて(もちろん想像の世界で)聞いてみました。

「分からないです。」

「でも背中に羽がついてるのが視えます。すごく小っちゃな羽・・バタバタと速く動いてます。」

あれ〜?

そうか急いで想像したからリアルになっていなかったんだ!

その日は彼女のレッスンの前に家の前の掃き掃除をしていて、何気に「私は妖精だから羽がついてるんだ。バタバタさせちゃおう!」と思いつき、想像の羽をバタバタさせて掃除をしたのでした。

Tさんは私にとってリアルな妖精の羽の方を目撃したのでした。

 

私の周りには彼女以外にも不思議さんが多いです。

不思議さんたちとレッスン室にいると色んなことが起こります。

話し始めたらキリがないほどエピソードがいっぱいあります。

けっこうドキッとする体験も多いのですが、昨日レッスン室で体験したことを書きます。

大丈夫かな?・・

大丈夫、大丈夫。エイッ!! 

気合いを入れておかないと変なエネルギーが来ちゃうから用心用心。。

私の脳内では、TさんとピアニストのABさんと私で「魔女会」を作ったら楽しいなあと思っていました。もちろん想像上のネットワークでです。

というかテレパシックに、あるいはホログラム的に、です。

そんな折り、別タイプの不思議さんのEさんのレッスンが昨日ありました。

彼女はET系っぽい。。

レッスン中、Eさんが急に、

「最近絵を描いてるんです。」

「夜中に急に起きて一気に描き始め、途中で手が止まるから、その続きは起きてから描いて完成させます。

作品を写真で見せてもらったら、なかなかのアート作品・・

彼女は前々から、睡眠中に異次元で活動している自覚がある人です。

「最近夢が混乱していて、現実と夢が混じっているんです。」

私は、

「多分、その情報は宇宙(異次元)から来ているから、今度 ”こういう感じで描く” と発振(チューニング)して描いてみて!」

と提案しました。

その時ふと「彼女も魔女会のメンバーだ!」とよぎったので、魔女会構想を話しました。

「いろんなオーラが渦巻いて凄いことになりそうですねえ!」と彼女。

私はそういう話題で集まって話しをするのは良くないと直感しているので、テレパシーとかホログラムの世界でね、と話しました。

するとその時に第3と第4チャクラの間辺りに変な感じがしました。

(見えない世界の話しをしていると、この変な感じはしょっちゅうやって来ます。)

「なんか変な感じがする。」と私。

「足の先からゾワっと寒気がしました。」と彼女。

急いで音叉(クリスタルチューナー4096hz)を鳴らし、心の中で「あっち行け!」と言いました。

同時に照明が音を立ててパチッと瞬きました!

「この話しはやばいのかな?魔女会という言葉は良くないのかもしれない。」

「で、今のはなんだろう?」と私。

「ただのヤンキーです!」

ほう、見えない存在にヤンキーってあるんだ!!!知らなかった。。

「光速より速くやってきたからビックリした。」

どうも彼女が電磁的エネルギーで撃退したようです。

「ヤンキーはあちこちにいるから、最近は気づかないふりしてます。それにヤンキーはどうってことありません。」

気づくとやって来てしまうんですね。

「ということはもっと凄いエネルギーってあるの?」と私。

「私は会ったことがないから分からないです。」

ということでした。

ヤンキーでも何でも、変なエネルギーに出会いたくないなあ。。というのが本当のところ。。

 

この世はエネルギー的なものです。

見えない世界(人間が五感で感知できない)が大部分を占めているのですが、それを実感するということは、エーテル体やアストラル体やメンタル体などの精妙なボディが起動し始めてることになります。

すると「ヤンキーエネルギー」と遭遇する確率が多くなります。

エネルギー的ということは同じ波長が引き合う世界ですから、自分の波長を高く整えることが必要で大切になるんですね。

そうか!

魔女あらため、<不思議女子の集い>にすればいいんだ!

問題解決!!

エーテル体とは、神智学の『シークレット・ドクトリン』では、「魂の体、創造主の息」であり、ソフィア・アカモートが最初に顕在化した形態、7つの粗大順の物質のうち最も粗大で塑性の物質であり物質の骨格であるとしている。アストラル光とも。初期の霊的世界において蛇として象徴されたものであり、ギリシア語の「ロゴス」に相当し、厳密にはアイテールとエーテルは異なるが、物質が存在する前は、現在のアカシャやアイテールと同様の「父であり母」であったと説明している。

*メンタル体とは、神智学の定義によるマナスとは、人間の心、知性、自我を司っている不可視の身体である。英語のMindと相応している。

 

それでは皆さん、良い一日をお過ごしください!