こんにちは!
本日の座間地方は晴れ・・小春日和でした。
オペラ研修所の我がクラスで、とうとうインフルエンザ患者が3人も出てしましました。
そのうちの一人は講師で、昨日は急遽代講に行ってきました。
すると、生徒が二人欠席・・インフルエンザとのことでした。
研修所が使っているスタジオはそれなりの広さがありますが、密室状態です。
そのなかで声を出し、ついでに唾も飛ばしている訳だから、どうしても感染しやすいです。
前回の授業には、今回欠席の生徒が出席していました。そのうち一人は風邪引きで、その生徒には稽古中もマスクをするよう指示しましたが、同じ演目の生徒にうつってしまったようです。私は(生徒には申し訳ないのですが)マスクをして指導しました。
でも他の生徒たちは歌わなければならず、無防備な状態でした。
後期の試演会は来週の日曜日、その前に通し稽古とゲネプロがあります。
ヒヤヒヤものですね。
昨日の稽古では私を含め先生方はしっかりマスクでガードしましたが、何となく喉がイガイガする感じがあります。気のせいだといいんだけど・・。
私も来月にコンサートを控え、絶対に風邪を引けない状況です。
昨年のこの時期は大風邪を引きコンサートで歌えなかったので、今年は用心を重ねています。
この時期はオペラの試演会や大学の実技試験、入試の採点など、密室で大量の唾を浴びる機会が多いので、声を商売にする身にとってはホント危険な季節です。。
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ところで次回のコンサートではバロックオペラ<ポッペアの戴冠>の中のアリアを歌う予定でいましたが、歌わないことにしました。
二ヶ月まえから準備に取りかかりピアニストとも一回合わせをしましたが、同じクラシックの分野とはいえ古楽は独特の奏法があり、その分野では素人の私が歌いこなせるものではないと悟りました。
ですので専門のイタリアオペラの作品を歌うことにしました。
楽しんで歌うとか言いながら、どこかに「勉強として取り組みたい」気持ちがあったんだと思います。
でも今の私の声の体力では綿密な勉強に耐えられないのです。すぐに疲れてしまって、やりたいのに出来ないというジレンマに陥ります。
これはとても苦しいことなので、苦しいことはやらないこことにしました。
イタリアオペラのレパートリーは自分の中にポジションが出来ているので、いい意味で気が楽です。
高い音域は年齢とともに難しくなってきたので再訓練が必要ですが、自分の心が喜ぶ歌を選曲しようと思います。
今の自分の技量で喜びを持って歌える歌・・これが一番です♡
古今東西、歌の曲は沢山あるけど、本当にドンピシャって以外と少ないです。
その少ない「自分に合った歌」を歌っていきたいですね!
それでは今日はこの辺で。