NAOMI〜エメラルドグリーンのクレフ2

半農半Xを目指して。過去ログ2006~2013:http://blog.goo.ne.jp/n_aomi1214

3.11を迎えるにあたって

山の色の移り変わり

 

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 午前 7時15分〜奥の高い山に朝日が当たっています。

 

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 午前7時30分〜大山(左端)にも日が差して来ました。

 

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 午前9時50分〜すっかり明るくなりました。

 

おはようございます。

本日の座間地方は晴れ☀ 気持ちの良いお天気になりました。

 

明日で東日本大震災から三年が経ちます。

テレビでは特集番組が放送され、多くの被災者の皆さんがまだ復興にはほど遠い生活をなさっている様子を伝えています。

津波によって生活のすべてを失い、その上放射能汚染の脅威にさらされている東北・北関東の人々・・。

大震災も大変でしたが、原発事故のために復興が進まないのだと思います。

我が身や子供の安全のため、住み慣れた故郷を離れた人も多いようです。

原発事故は明らかに人災です。事故後数日間、住民たちは一切の情報を与えられませんでした。それどころか時の官房長官:枝野氏がくりかえし伝えた「ただちに健康への被害はありません。」を信じ、しなくていい被爆をしてしまいました。

せっかく逃げた人たちも、風向きを考慮せずに移動したため放射能ブルームで被爆してしまいました。

現在も高い放射線量の中、そこで生活せざるおえない方々が大勢いらっしゃいます。

私も神奈川まで流れてきた放射能ブルームの雨に、そうとは知らずに濡れてしまいました。そして2011年5月頃より初期被爆の症状が出始め、それは今も続いています。

南関東にお住まいのかたで、口には出さないけれど「以前にはなかった体調不良を感じ」たり「風邪を引きやすくなったと感じ」たり「体調を崩しやすくなった」と感じる人が増えているのではないでしょうか?

原発事故後、私が一番アッと思ったのは、事故後進行性の癌を発病し亡くなった義姉の葬儀で福島県に行ったときです。電車の乗り換えで高線量地域の駅に降り立たなければなりませんでした。目がチクチクするなあと思っていたら、家に戻った時には両目の淵にビッシリ麦粒腫ができ、そこからただれが広がり、治るのに一ヶ月間かかりました。その後、右目のただれは慢性化しています。

たった一日で粘膜にこれだけの症状が出るのですから、その地域に住むことの危険性は推して知るべしです。

 

一方、東日本大震災原発事故により、直接の被災者ではない私たちも沢山の教訓を得ました。

「日本は地震国」という事実の再認識、「原発は危険」だということも思い知りました。そして、いざとなったら「自分で自分を守るしかない」と強く意識しました。

もしこの関東を同様の地震が直撃したら数千万人が被災し、道路や鉄道などの陸路も絶たれるでしょうから、想像を絶する惨状となるでしょう。

日本はそれほど遠くない将来に、3.11以上の未曾有の大地震に見舞われると言われています。

また富士山をはじめ火山活動が活発化します。大型台風や大雪など、過去に類を見ないほどの大型災害はすでに起こり始めています。

こういったリスクをいたずらに怖がらず、原発行政を厳しく監視する目を持つとともに、出来うる限りの備えと心の準備をしていきたいと思います。

明日3.11は犠牲になられた方々への鎮魂の意を表するとともに、東日本大震災を自分のこととして考え、その教訓を活かすと強く決意する日にしたいものです。

       それでは今日はこの辺で!