今日、来年3月に代々木のムジカーザで行うコンサートを正式に決めた。
去年の春<Concerto delle stelle〜結び>と題し、いったん小休止したコンサートシリーズだ。
去年は古民家改修にエネルギーを費やしたから、有料のコンサートを開く心身の余裕はなかった。
次回は大泉のお蔵の音楽サロンでとおぼろげに思っていたが、想像に反して東京での開催になった。
1ヶ月あまり前、唐突に「またムジカーザでコンサートをやろう!」という思いが湧いたのだ。
この思いつきは自分にとってまったく意外だったが、「思いついてしまったからやろう!」と、シンプルに考える事にした。
さっそく出演者とピアニストを選定した。
しかし、肝心の自分が立ち止まっている。
やることを躊躇しているのか?・・否!
ではなぜ?
出演者の中には自分の門下生もいる。
自分は北杜に引っ越してしまうので、彼らの面倒をちゃんと見られるかを心配しているのだった。
心配は思考から来るもので、現実ではない。
いつの間にか「心配」という罠にはまってしまっていた。
一昨日それに気づいた。
気づいて動けばサクッと決まる。
決まれば、決めたことを坦々とやっていくだけだ。
きっと何とかなる!
このことを通して分かったのは、とにかく一歩足を踏み出すこと。
やってみなくちゃ分からない。
私は全身にエネルギーが巡りはじめた。
こうやって進めばいいんだ・・と思った。