「あずさ」の車窓から
こんばんは。
八ヶ岳南麓大泉町の里山の住人になって間もなく一ヶ月になります。
地区(都会でいう自治会)にも無事入ることができ、ゴミを出させてもらえることになりました。
我が宮上地区は50 〜60代が比較的多く、80代が中心の座間(以前の住まい)の自治会より若く話しやすい人が多いです。
年配の方も、ご挨拶してお話しさせていただくと本当に優しく接してくださいます。
この地区には、古くからの住人やUターンで実家を継いだ人に混じり、移住者もチラホラいて、ある意味バランスがいいのかもしれません。
ネットでは、山梨県民はよそ者をなかなか受け入れないといった情報を目にしますが、そんなことは全くありません。
特に私の地区では世代が変わり、よそから来る人とも協力してやっていこうという気風が生まれつつあるようです。
地区の総会が毎月一回あるというのには驚きですが、頻繁に顔を合わすことによりお互いの距離が縮まり、より力を合わせやすいんだろうなと思います。
地区のほかに「組」というのがあり、いずれ入ることになりますが、草苅りや清掃、葬式の手伝いなどを協力してやるのだそうです。
他に神社の氏子、婦人会の活動など、さまざまな活動があるようです。
この辺りの人たちは皆さん田畑を持っているので、自分の仕事がない日は農作業をされています。
本当に働き者の方たちばかりです。
私たちも来シーズンからは畑を耕し、機会があれば田んぼもやってみたいと思っています。
ところで、この一ヶ月でだいぶ心境の変化がありました。
何か「よそ者的・通りすがり的」な浮ついた感じが自分の中からすっかり消えてしまいました。
この大地に足をつけて生きるという決意と覚悟から「深い落ち着き」が生まれました。
毎日が新鮮で驚きの連続ですが、同時に淡々とした静かな心の自分がいるのを感じています。
こういう自分を生きたかったんだ!・・と、しみじみ思います。
以上、近況報告でした!
それでは皆さん、お休みなさい。