本日の座間地方は梅雨空☁☁☁
雨こそ小降りだが、すっきりしないお天気だ。
*最近なんとなく「ですます調」の文がしっくりこないので、書き方を変えてみます。
・・
5月中旬過ぎから、座間の家を売りに出している。
周辺の物件に比べて高いせいか、訪れてくれたのは物見遊山の家族が一組だけだった。
夫と話し合い価格を150万円下げることにした。
すると早速、見学希望の予約が入った。
そして昨日、30代前半とおぼしき若夫婦が我が家を見に来た。
一歳になる男の赤ちゃん連れだった。
夫の方がサックスを吹いているので、防音室がある家を探しているという。
穏やかで自然体の人たち・・
夫が音楽室でサックスを吹き、妻が外に出て音漏れがないか聴いてもらった。
大きな赤ちゃんで重たそうだったので、私が抱くことにした。
ぜんぜん嫌がらない、親に似て穏やかな赤ちゃん。
二階の居間を見学するときも、私が赤ちゃんを抱いたままだった。
遠慮や悪びれる様子がなく、あくまで自然体の彼女。
「こういう娘はいいなあ・・」
いつの間にか好意を感じている自分がいた。
夫の方も冷静・物静かな人で、人から信頼される人柄と見た。
住まいや環境について色々質問され、良いところばかりでなく、西日が強いのでしっかりした養生がいることなどを率直に伝えた。
彼らが帰った後、自分の中に温かいものが残っていた。
この若夫婦がこの家を住み継いでくれたらいいなあ・・と心から思った。
自分で設計した思い入れのある家なので、誰でも買ってくれればいい・・といものでもない。
直感的に「この人たちだ!」と思ってしまったのだが、彼らはどんな結論を出すのだろうか?