おはようございます!
本日の座間地方は薄雲が広がっていますが☀晴れ☀
気持ちの良いお天気になりました。
あと4ヶ月あまりでこの地を離れ、本当の意味での新生活が始まります。
10月の半ばに横浜での発表会と来年の3月に代々木のムジカーザでのコンサート(有料)を計画しているので、それに向かう自分と、新生活への移行準備をしている自分が同居している今日この頃です。
新天地での生活の不安はまったくありませんが、自分の人生を捧げてきた「歌の道」をどうするか、という命題に突き当たっています。(お蔵の改修や、相棒のピアノとこれからどうつき合い続けるか・・を含め)
思いを巡らしてみても、五里霧中でモヤモヤが晴れません。
古民家の改修がそうだったように手探りで進むしかないのですが、こうも何も見えないと、なんとも落ち着かない気分になります。
すぐに買い手がつくだろうと思っていた自宅の売却は、周辺の新築建て売りラッシュの影響か?一ヶ月余りがたち、問合せが1件のみ、しかも物見遊山の人でした。
価格設定が高すぎるのかもしれません。。
まあ・・住み心地が良くて綺麗に使っている家だから、いずれはふさわしい人の手に渡るだろうと心配はしていませんが・・。
そもそも自分が自分らしい生き方をするのに、家が売れるか売れないかは本質的に関係ないのです。売れることは必要だけど、あくまで周辺のことにすぎません。
そこで今の自分に必要なのは、モヤモヤに隠れて見えにくくなっている「自分の素直な心=本心」をちゃんと見ることなんだと思いました。
「お蔵の改修はお金がかかるだろうなあ・・その資金はどうするの?・・そこまでしてこれ以上やる必要あるの・・やんないほうが気が楽・・etc・・」
と、思考が横やりを入れてきます。
先が見えないから余計に!!・・です。
古民家に初めて出会ったとき、私の胸をときめかせたのは「お蔵」でした。
純粋に「ここを音楽サロンにして、レッスンやコンサートをやってみたい!」と思ったのです。
これまで何度も書いてきたことですが、私は更年期が酷くて、本当に声が出ない時期が数年ありました。
それまで第一線で活躍してきたオペラ歌手にとって致命的なことでした。
苦しみ抜いてオペラの舞台は諦め、一時は歌うことさえ諦めかけたこともありました。
でも心のどこかで「自分を歌に繋いでおきたい!」と思っていたのでしょう。
苦しいさなかでも細々とコンサートを続けてきました。
今あらためて自分の心に問うてみると、
「私は歌の中にいたい!」
「歌を通じて人と繋がっていたい!」
と、はっきり言うのです。
思考は恐がりで、心を否定しようとします。
私は「思考」を「心のままに進む」ためのサポーター役に育て、両者が力を合わせて行けるように訓練しようと思います。
「心」主導で生きることは勇気がいりますが、老後の人生こそ勇気が大切と思えるのです。
信じて進むのみ・・ですね!
それでは今日はこの辺で!!