今朝の大山と丹沢山地
こんにちは!
本日の座間地方は晴れ☀☀
やや強い風が吹いています。
昨夜、大泉の古民家から戻りました。
今回は9泊というロングステイ・・古民家を離れる時は淋しかったですが、こちらに戻ったら直ぐにリセットされ、いつもの日常に戻りました。
以前、愛知県立芸術大学に非常勤講師として週1で通っていた時の感じと似ています。
こちらの生活と愛知の出来事が同じタイムラインで繋がらず、愛知にいる時はそこに居る日だけが毎日のように繋がり、こちらの日常の連続の中には存在しないのです。
「あちら(愛知)で起こったことは夢の世界なんだろうか・・」
と、いつも感じていました。
大泉の生活もそんな感じで、滞在中はそこに確かに存在し色々考えたり感じたりしていたはずだけど、慣れ親しんだ座間の日常に戻ると「あれは夢だったのか?」と思います。
昨日と今日が繋がらないのです。
まるでパラレルワールドのように、あそこ(大泉)にはもう一人の私が暮らしていて、そこに行くと、こちらの私が「もう一人の私」と合体して1つになっていたようなのです。
昨日と今日で全く違う自分を生きています。
どちらも自分には違いないが、こちらの自分を生きるのに慣れすぎて、こちらの自分でいるときに「あちらの自分」をうまく思い出せません。
・・
ところで、今回は庭に生け垣を植えたり襖を張ったりと、沢山の仕事が出来ました。
古くて薄汚れた襖が・・
こんな風に変身しました!
4枚の古い襖をそれぞれの寝室とクローゼット、サニタリーの入り口に利用していますが、夫の提案で全ての面を色違いにしました。
サニタリーは瑠璃色・・裏面は渋い黄色です。
私の寝室を内側から見たところ・・右は古い建具です。この襖紙もいずれは替える予定です。
来客も多く、まずは清里に保養に来ていた弟子のJさんが子ども達をつれて遊びに来てくれました。
ついで、最近結婚して私より一足先に大泉町民になった弟子のYさん夫婦と、旅の途中に立ち寄ってくれた年の近い弟子のMさんファミリーとともに、持ち寄りの食事会をしました。
またオペラ研修所で同じクラスを担当していたピアニストのRさん(清里のリゾートマンションで二地域居住を始めている)が、ひまわり市場に来たついでに散歩がてら訪ねてくれたり、高根町の方と結婚を前提にお付き合いを始めた弟子のTさんが彼と一緒に遊びに来てくれたりと、賑やかな毎日でした。
古民家は角地にあり樹木が生い茂っていないので、通りから丸見えです。
ですので庭仕事をしていると、通りかかる人と自然に挨拶出来ます。
ある日は赤いトラクターで通りかかった人が、こちらをずっと見ているので挨拶したら、トラクターごと庭にずんずん入ってきました。
ご近所のHさん(私より1つ上、退職後は嘱託をしながら兼業農家をしているとのこと)・・なんとHさんの父方の祖母がこの古民家に住んでいたお婆さんと姉妹で、とても親しくしていたとのこと。Hさんが子どもの頃は自宅のお風呂が五右衛門風呂で、ガス風呂に替えたこの古民家のお婆さんに誘われ、しょっちゅうお風呂に入りに来ていたと言ってました。
「庭に祠(ほこら)があったけど、どうしたんだろう?」
農村の集落では親戚が近所に集まっていて、それぞれの家の事情に詳しいです。
この古民家の前の住人の親戚も近所に数件あり、私たちが知り得ない情報を教えてくれます。
しかし・・祠があったとは聞き捨てならない情報です。いわゆる「神様つきの土地」です。大丈夫なんだろうか・・。
Hさんとはアドレスを交換したので、いずれまた詳しく聞いてみたいと思います。
この辺りを散歩する人とも知り合いになれるし、開放的な庭もいいなあと思いました。
それでは今日はこの辺で!