足場が外れた古民家
こんにちは!
本日の座間地方、午前中は日が差していましたが、午後になって雲が広がり始めました。
引き渡しまで二週間に迫った21日に、大泉に行きました。
相変わらず中は雑然としていて、あと二週間で出来上がるのかしらというのが感想でしたが・・。
とはいえ天井が吹き抜けになり、階段が出来ていました。
でも・・あちこち残念なところがあり、夫婦そろってドンヨリした気分になってしまいました。
一番残念なのは階段の形です・・見た目のバランスが悪くて、本当にがっかり。
踏み板の横幅を広くしてゆったりした階段をお願いしたのに、一般的な80センチの幅で見た目のバランスが悪いときてる。
2つの桁で支えるという方法はなかったのか?と聞いたら、「高くつくからこうした」と建築家の弁。
格好良くするには予算オーバーだがどうする?・・という問いかけが欲しかった。。
やってしまったことは取り返しがつきません。
玄関入ってすぐに目に入るので、アンバランスが余計に目立ちます。
また天井が抜けたのは良いですが、古民家の梁が低くて圧迫感があります。
既存の床の高さのまま床を張り替えたので、古い日本家屋の寸法のままの出来上がりなんですね。
畳の生活ならいざ知らず、椅子の生活ではどうかなと思います。
梁は大体2m20cmあたりにあります・・太くて数が多いので圧迫感がハンパないです。
夫のマルセル君が「いっそのこと気になる梁を白く塗装しようか。」と言ってましたが、それもありかもしれません。。
もう少し潤沢な予算があれば床を低くして圧迫感をなくすことが出来たかもしれませんが・・ホント、もう慣れるしかないと腹をくくりました。
現代住宅の快適性を享受している身としては、日本の古い暮らしのサイズ(特に縦方向)は違和感があるんですね!(座る生活にはちょうど良かったのかもしれませんが)
居間からキッチン方向を見上げる・・天井の一番高いところは6mくらいでしょうか?
梁のせいで高さを感じないのが不思議です。
玄関を入って見上げた吹き抜け。
この障子はかっこいいです!
二階の広縁の障子から見下ろす。中央に大黒柱があります。
がっかりしたことばかり書いてしまいましたが、良いところも沢山あります。
まず外観!!堂々としていて美しいです。
どの角度から見ても風情があります!
特に、東側の廊下を減築して作ったデッキがお気に入り!
杉板を張った北側はまったく違う表情を見せています。
西側の漆喰壁も美しいです!
何と言っても、この家の一番の美しさは大屋根ですね!
移住したら中に居る時間より、外から見る時間を多くしようかな・・
うん!それで決まり!!
それでは今日はこの辺で!