44年連れ添った相棒のピアノ
こんにちは!
本日の座間地方は時間が経つにつれ、ドンヨリとした曇り空になってきました。
オペラ研修所の出講日はこういうお天気が多いような気がする・・今日は傘を持って出かけたほうが良いかも!
ところで、昨日私のピアノと会話が出来るピアニストのABさんが、試験が近い弟子の伴奏で来ました。
レッスンが終わったあと、
「調律師から連絡が来てるんだけど、どう思う?」と聞きました。
実は我が相棒のピアノ、十数年お願いしてきた調律師と相性が悪かったことが分かり(ピアノがABさんを通して訴えた)、もう1年近く調律をしていません。
ずっと年に二回づつ調律していたので、最近何となく音が狂って来ました。
それで聞いてみたのです。
ピアノ自身はいたって平気・・大丈夫って感じ。
あの調律師がそんなに嫌なら、女性の調律師に頼もうか?って聞いてもらったら、
「女性の調律師は仕事が雑だからな!」とのたまう。。
そう言えば、今の調律師の前に2~3回女性の調律師に頼んだことがあったっけ・・。
あの人雑だったんだね!
その時ふと、「家が自分の名を名乗ったと」いう大昔に読んだ記事を思い出したので、
「もしかしてこのピアノ、名前あるの?聞いてみて!」とお願いしました。
その問いに初めは「名前なんてないよ!」と言っていたのに、しつこく聞くと
「おれはマイクっていうんだ!」と冗談ぽく答えました。
「でも冗談かも、名前は持ち主がつけるんじゃないの?私のピアノはフランツっていう名前をつけたよ。でも、このピアノはマイクがイケメンで格好いい名前だと思ってるみたいだからイケメンの名前がいいかも。」とABさんが言いました。
イケメンで格好いい名前ねえ・・
「じゃあアラン・ドロンのアランはどう?」と私。
するとピアノは、「おれマイクがいい!」とのたまった。。
なんだ!やっぱりあなたはマイクなんじゃない!!
ということで、我が相棒はマイクという名前だと分かりました。
ちょっと待って・・
ええと・・マイクって、もしかしてミカエルの愛称じゃないの?(注:Michaelは言語によって色んな読み方をし、英語ではマイケル)
大天使ミカエルと同じ名前だ・・
そしてピアノの正式名:ミカエル、愛称:マイク、ということに落ち着きました。
記事はまだ続くのですが、レッスン時間が来たので後ほど書き足します。
続き・・
イケメン、マイクの横顔
私が歌わなくなってしまうとマイクが悲しむんだろうなあ・・と思います。
レッスン生が多い日のマイクはご機嫌!・・ってことは、自分をたくさん使ってもらうのが嬉しいんですね!
彼を悲しませないために、音楽を続けなくちゃ・・。
今から夕飯の支度をしてオペラ研修所に出かけるので、時間がなくなってしまいました。
それでは今日はこの辺で!