こんにちは!
本日の座間地方はどんよりとした曇り空。
ストーブを焚いているので、室内はほど良い暖かさです。
昨日は上野の森美術館にオランダの画家フェルメール展を見に行ってきました。
NHKの日曜美術館で紹介されているのを見て行きたくなりました。
フェルメールの展覧会は数年ぶり。
会場には彼と同時代に活躍していた画家たちの作品も多数展示されていました。
作品解説用の端末とパンフレットをガイドにじっくりゆっくり見ました。
チケットは21日13:30~15:00の指定券です。
お客の集中を避けるための措置と思いましたが、それにしても大混雑でした。
人が多すぎて近くで鑑賞するのはけっこう大変。
まあ、待ち時間10分で入場できたから良しとしましょう。
同時代の画家の作品を鑑賞し、最後の部屋でようやくフェルメールとご対面。
今回日本には9点の作品が来ていますが、そのうち8点が展示されていました。
残りの1点は大阪展で公開されるとのこと・・「見たい方は大阪展へどうぞ!」ということでしょう。商売上手ですね!
フェルメールといえば光の使い方や、描かれている人物の衣服の素材の表現が卓越しています。
圧巻はやはり「牛乳を注ぐ女」でした。
ずっと見続けていると、描かれているメイドさんの心の内側に自分の視点がフォーカスされていく感じになりました。
静かだけど、動きと集中と力強い生命感が伝わって来ました。
マルセル君も私も会場を去りがたく、フェルメールの部屋に長いこと留まっていました。
せっかく上野に来たので二人の母校の東京芸大に立ち寄ろうと、通学路だった上野公園をつっきって歩きました。
それにしても人が多い・・
この広場のもっと手前に池があったはずなんですが・・現在は国立博物館に近い方に移動し池自体も小さくなっています。
広場の向こう側の小径を東京都美術館を左に見ながら歩きます。
入り口が綺麗になってる!かつては夫の仲間の公募展の会場になっていて、よく見に来た。また大学一年生のころ同級生7~8人で、授業の空き時間にここの食堂にビールを飲みにきていた。(私の学年は3浪から10浪の男子学生がゴロゴロいておっさん揃いだった)その代金は誰が払っていたんだろう??
奏楽堂・・「旧東京音楽学校奏楽堂」とあるが、東京藝術大学になってからも、少なくとも私の在学中は芸大の敷地内にあって、試験や演奏会で普通に使われていた。
おばさんが写ってしまった・・観光客がひっきりなしなので人を写さないようにするのは難しい。
奏楽堂正面・・美しい建物です。
国立国会図書館だったところ・・なぜかここに良く来ていた。何しにきたのか全く覚えていない・・。
現在は「国際子ども図書館」になっている。
横顔も美しい・・
黒田清輝記念館
東京藝術大学美術学部の資料館・・この門の奥は図書館の奥と繋がっていて、現在は物販が行われているとのこと。
大学自らがお金を稼ぐ時代になっている!
いよいよ芸大音楽学部の正門にたどりついた。
昔と変わらぬ佇まい。
長くなるので、続きは別にアップします!