大泉の家の庭に自生していた花
こんにちは。
本日の座間地方は曇り・・肌寒いお天気になっています。
居間の室温は22度ありますが・・
今頃の季節はまだ寒さに慣れていないので、余計に肌寒く感じるのかもしれません。
ところで、昨日一昨日と大泉のセカンドハウスに行ってきました。
今回は大泉町にある湧き水「三分の一湧水」を見学し、武田信玄が作った軍用道「信玄棒道(ぼうみち)」の古道を散策しました。
大泉の家から車で6分ほどの小海線・甲斐小泉駅の無料駐車場に車を置いて、まずは腹ごしらえ・・持参のお弁当を食べ、「三分の一湧水」まで歩くことに・・
写真には撮りませんでしたが甲斐小泉駅の隣に日本画家の<平山郁夫シルクロード美術館>があります。
今回は時間の都合で見学はパス、またのお楽しみにしましょう。
駅から西方向に歩くと直ぐ<小荒間の古戦場跡>が残されています。
*天文9年2月18日に村上軍は、清野、高梨、井上、隅田の4大将により総勢2千5百余の軍勢で甲州小荒間まで攻め込んできて付近を焼き払いました。しかしこのとき多田三八の献策により同日夜に合戦をして武田方が勝利したといわれているが、確かな史実ではないとされる。
古戦場跡から西に歩き左へ坂を下る途中に「三分の一湧水」があります。
水源からこんこんと水が湧いています。*八ヶ岳の伏流水
水源からの水を等分に3方向に流しています・・だから「三分の一」・・名の由来が分かりました。水源からの水を地域で分け合っているんですね!
これが大泉のセカンドハウスの脇を流れている水路の源です。
このほかにも大泉町にはたくさんの水源があり、水の里とも言われています。
明治31年の大泉村土石流災害でこの湧水のほとんどが埋もれてしまいましたが、それを住民が力を合わせ三分の一復活させ、水源の持ち主が無償で住民に提供するようになったそうです。↑ 写真はそれを記した石碑。
美しい林に囲まれたイヤシロチです!
・・観光案内によると、この近辺から「信玄棒道」に行くルートがあるようなのですが、どうしても探せません。
「信玄棒道」の古道はあちこちに残っているようなので、他で探すことにしました。
ドライブすること数十分・・お隣の富士見町に向かう道の傍らに棒道の看板発見!!
ドライブラインの傍らに残された古道を、昔はもっと鬱蒼としていて大変だっただろうなあと思いを巡らせながら歩きました。
北杜市内もそうですが、環境に関する条例があり、派手な看板はありません。
案内看板もとても地味で、注意深く見ていないと見逃してしまいます。
余談ですが、私が北杜市が美しいと感じた理由は山や景色ばかりでなく、環境を乱すような看板がないからだと分かりました。
鬱蒼とした道なき道?を歩き始めます。。
道らしくなりました。
どこから走ってきたのかジョギングしている方がいました。
標高が高いので紅葉が始まっています。
現在は植林の森ですが、信玄のころはどんな森だったのでしょうか?
右上をドライブラインが走ってます。
地面で見つけた小さな秋
一日目のハイキングはここまで。今宵の宿に向かいます
明日は朝から古民家を前回とは別の工務店の人が見に来てくれます。
長くなりましたので、今日はこの辺で。
続く・・