こんばんは。
ただ今17時50分。まだ暮れきっていなくて山の稜線がうっすらと明るいです。
少しずつ日が伸びていますね。
今日は旧暦の1月1日・・いよいよ2015年が始動し始めました。
そういえば春節の休暇を利用して日本に買い物ツアーに来ている中国の人たちのことを、夕べのニュースでやっていましたっけ。皆さんウン十万から100万円単位の買い物をするようで、銀座の百貨店は大喜びの様子でした。この感じ高度成長期の日本人と似てます。「エコノミックアニマル」と悪口を言われながら、外国に出かけて物を買いあさっていた時代が日本にもありました。1970年代から1980年代にかけてのころでしたかね。
経済が右肩上がりの高揚感に満ちていた時代でした。
その頃は太っていた方が恰幅がいいとか言われていて、痩せてると貧相=貧乏に見られていた時代ですからね。そのせいかどうか、私の父なんかは人の2倍も3倍も食べて糖尿病になり人工透析で医療費をずいぶんと使いました。人工透析は月60~70万円かかり、患者負担はほとんどなしですから、税金を使わせていただいたわけです。
今は逆に肥満は万病の元で自己管理能力不足と評価されますから、時代は変わったものです。
ところで今日何気なく2013年の手帳を見返していたら、その時の心情で書き留めた一文を見つけました。多分どこかの誰かが言っていたことに共感して書き留めたものと思います。今の私にも響く言葉なのでご紹介します。
・・我々の想像とは違い、悟ったからと言って高徳な人格になるわけでなく、ただあるがままのその人になるだけです。
でも大ざっぱな共通点はあります。
命をいつくしむので、むやみに殺生はしませんし暴力性が消えています。
他者がみな自分と同じ魂を持っていることがわかるので、人を上下で見なくなります。
何者かになろうとか、何かを達成しようとかいう衝動が消えます。
未来よりも「いま」を大切に生き始めます。
他者からの賞賛も批判もいらなくなります。
人が自分をどう見ているのかということに関心が無くなり、魂は向上も堕落もせず、ただあるがままにあり続けていることを知り、それで完璧だと知っているので、多くの場合は人生目標が消えます。
残された人生は「ひまつぶし」になるのです。
起こることは神にお任せ。サレンダー(降伏)して、あとは気ままに生きるだけです。
期待することもなく、したがって落胆することもありません。
情熱に振り回されることもなく、落ち込みもありません。
「暇つぶし」という言葉の本当の意味が分かる人たち・・。
以上
私がこの文章に深く共感出来るのは、それなりの人生を生きて来て魂の経験を積んだからだと思います。
10年前の私では頭で理解しても共感出来なかったと思います。
だから、もしお若いあなたが今は良く分からなくても、そのうち分かる時が来るので大丈夫です。
若くてこの境地にいるとしたら、多分その方は聖人だと思います。
それでは皆さん、ごきげんよう!