おはようございます。
本日の座間地方・・日は差しているものの、白く霞んでいて大山が全く見えません。
警戒値すれすれの大気汚染の感じです。
空気が汚れていると分かっていても、窓を開けておかないと部屋が蒸し風呂のようになりますから、仕方ないです。。
・・ところで昨年子育てに失敗したキジバトのメイが、またまたモッコウバラの茂みに戻ってきています。
ここ一週間ほど、夕方になると茂みの中にチョコンと座っています。
「卵を抱いているのかなあ?」と思いましたが、朝や日中には居ないので、羽根を休めているだけかもしれません。
去年はようやく雛が育ってきたころ、カラスに取られてしまいました。
モッコウバラは優しい性格なので、そのショックで元気をなくしてしまいました。
そのことを木と話しが出来る生徒が教えてくれたので、「あなたのせいじゃないよ、元気を出してね!」と声がけしたら、一ヶ月ほどで元気を取り戻してくれました。
そのモッコウバラは茂みを一段と深くし、今年は茂みの真ん中の人目につかない場所にメイの居場所を作ってくれました。
去年まではキジバトの子育てを応援するつもりで、雨よけをしたり、なにかと気にかけていましたが、今年はモッコウバラとキジバトの自然の営みを見守るだけにしました。
都会の住みずらい過酷な環境の中で生き抜くキジバトの生命力を信じるのが一番だと気づいたからです。
キジバトは「籠(カゴ)の鳥」ではありませんから、自分で生き抜くしかないんです。
当たり前のことだけど、「何とか助けたい」というのは人間側の身勝手な思いでした。
今年はいつもより多くの鳥がこの界隈にやって来ています。
それは多分、宅地開発のせいで近所の森や林が消えたからだと思います。
我が家の僅かな樹木でさえ、鳥たちの憩いや餌場になっています。
今この時も、色んな鳥のさえずりが聞こえて来ます。
この辺りの新しい住宅は僅かな地面をコンクリで固めてしまい、木を植えるスペースがありません。
森を壊して宅地にするなら、せめて空いた所に植樹して欲しいと切に願います。
植物は人間がいなくても生きていけるけれど、人間は植物がないと生きていけません。
私たちは他の命をいただいて生きているんです。
そこにしっかり気づかないと、人間は大変なことになると思います。
それでは皆さん、ごきげんよう!!