ひっそりと咲いている庭の花々
おはようございます。
久々の更新です。
本日の座間地方は雲が多めながら、まずまずの晴天です。
5月10日の講演会から自分の中の何かがシフトし始め、何となくブログから遠ざかっていました。
・・ところで、オペラ研修所のクラスのピアニストが数ヶ月前にママになりました。
笑顔が似合う明るくて愛らしい人です。
先日授業の時に、
「こうやって仕事で出かける日は赤ちゃんどうしてるの?」という話しから始まって、赤ちゃんを産んですぐに抱いた時の感じや産後のホルモン変動からくるプチうつなど、母になったことのない私が体験することのなかった事を話してくれました。
「赤ちゃんを産んで1,2ヶ月は、自分が産んだ赤ちゃんなんだけど、いるのが不思議な感じだった。母になり中から溢れてくるもので自分がこんなに変わるなんて思いもしなかった。私もこんなに可愛がられ愛されて育てられたんだと思った。満ち足りていて本当に幸せだ。」
・・・
彼女の話を聞いて「そうなんだ!」と深く感じました。
私も慈しんで育ててくれる人がいたから今ここにいる・・
もう間に合わないけど、母親だけにしか体験出来ない「溢れ出るもの」を体験してみたかったと心から思いました。
母になった彼女は柔らかくて力強い慈愛に満ちていました。
私は子どもが産める年齢の頃はオペラ歌手としての舞台の仕事に明け暮れ、子どもを産みたいと思ったことがありませんでした。
女性としての深い体験をすることなくここまで来てしまいました。
母が側でサポートしてくれたら、もしかすると子どもを持てたかもしれないと思う時もありましたが、その母も早くにこの世を去ってしまいかなわぬ夢でした。
・・取り返しのつかない過去を悔やんでみても仕方ないので、今やらせていただいている仕事を通して、少しでも母性を発揮していきたいと強く思っています。
女性は素晴らしいです。
子どもの有無に関わらず、より自然に近い存在です。
女性は本質的に戦いは好まない。
横に繋がり共感し合って生きています。
女性は何かを論じるのは好まない傾向にあるので目立ちませんが、自然の力や神(広大無辺の力)を感じて生きている人が多いと思います。
男性は何かと自分を示したがる傾向が多いので、世の中では男性の言っていることが目立ちますが、自然の力(法則)を使って世の中を動かしているのは女性だと思います。
そういう意味で女性は男性と肩を並べる必要はありません。
自然に寄り添い、その女性性を存分に発揮することがとても大切に思えるのです。
男性は「緊張」の中に生きているので(本当は必要ないのですが・・)、豊かな心を持ちにくくなっています。
豊かな心でないと「豊かな自然」に同調できません。
男性は自然と同調していないので、逆にそれについて議論したがるのです。
自然とともにいれば、あえて自然を論ずる必要はありませんものね。(笑)
さて今日は大好きなパン作りをしましょう!
それでは皆さん、ごきげんよう!!