こんばんは!
本日の南関東地方は一日曇り。夕方になって小雨がパラつき肌寒い天気になっています。
今日は前期に実施出来なかった二年生の実技試験をしました。
先週の予定だったのですが台風のため休講にしたので、だいぶ遅れての実施です。
旧ブログにも書いたことがありますが、私は歌の試験の採点はしたくありません。
成績によって歌の優劣をつけることには意味がないと思っているからです。
でもオペラ研修所も大学も「点数によって評価する場」であるので、そこで教える限りは避けて通れぬことと諦めて採点をしています。
特に教育学部の音楽専攻の学生は小中学校の先生になるのを目標にしているので、そういう学生たちの歌を点数で評価するのはねえ・・と思っています。
今回は前期分の試験であるので、採点をやめ講評のみにしました。そして学生には自分以外の人の歌の講評(良いところを沢山あげること)を課題にしました。
さて試験が終わり、学生に「なんで学校の教科の中に音楽があるんだろう?」と問いかけました。
教室はシーン!!・・
「頭で考えないで、感じたことを言ってみて!」
するとひとりの学生が
「楽しいから」と発言しました。
「その通り!楽しいから音楽の授業があるんだと思う。」
「将来その楽しい音楽を担当するみんなは、楽しいのエネルギーをもっと表現できるといいね!」
皆んな「歌がお勉強」になっちゃっていて、四角四面にこわばった顔で歌うんだもの。何だかなあ・・??
もちろん声や音楽の練習は基本ですが、練習の成果は明るく豊かなエネルギーを表現する感じがいいなと思います。
そういう意味では、私の授業は歌を通して生命のエネルギーをだすエクソサイズのようなものかもしれません。
楽しく歌って身体中の細胞から光のエネルギーを発散する!!
これでいいんだと思います。
それでは今日はこの辺で、お休みなさい zzz ☆