エゴの花が満開!!・・木立の向こうには裏の畑がある。
こんにちは!
本日の座間地方はドンヨリとした曇り空・・雨が降り出しています。
日曜の夜に大泉の古民家に行き、昨日の夜遅くに戻ってきました。
4泊4日の滞在でした。
いつもそうですが、今回も多忙で濃密な時間を過ごしてきました。
やったことと言えば敷地や裏畑の草苅り、家の整理と掃除、果樹の植樹(裏の畑の半分を果樹園にします。今のところブルーベリー4本、リンゴ2本、梅2本、渋柿1本、キウイ雄雌一本ずつ植えました。これ以外に南の庭に杏子、プラム、ブラックベリー、ラズベリー。ジューンベリーが植わってます。)、座間の庭からサザンカを移植、庭の整備など・・
お弟子さんから頂いたアンジェラを庭に植えました。オベリスクで仕立てます!
座間から持って行ったサザンカは裏庭の一等地へ・・ここは肥沃な土壌です。しっかり根付いてくれますように!
前回行った時、新友のUさんから頂いたラズベリーが何とか根付いたので、フェンスに誘引します。
滞在最終日にようやく庭屋さんが来てくれて、前庭の芝張りが終わりました。
歩きやすいように飛び石を配置しました。
芝は張ってから最低1週間はたっぷりの水やりが必要ということで、初めて便利屋さんを頼んでやってもらうことにしました。(芝生の写真は次回以降載せます。)
一方、夫のマルセル君は土木工事?!専門でした。
裏の側溝の掃除と整備に始まり、西北の塀に面した少し高くなっている庭に石の階段を造り始めました。
すると・・大変なことが発覚しました!
夫が西の塀際の草や石を整理していたら、なんと!!塀の向こう側を流れる用水路の水が我が家の敷地に大量に漏れていたのです。
家の西側の通路や、改修前の土間、東側に水がしみ出ている箇所がいくつかあります。
南斜面のこの地域は水が上から流れ込みやすいんだろうと、家の裏に側溝を造りました。
しかし、地面から水がしみ出るのは改善されていませんでした。
しかも湿度が低いはずのこの地域で、家の湿度が75%あります。
やはり下から湿気が上がってきているのでは・・と疑っていました。
慌てた夫が用水路を調べに行くと、家の塀の横で直角に反対方向に曲がっている用水路の角に近い所に穴が空いているのを発見しました。
ここから漏れた水が地面の中を伝って床下に入っていたのです!
用水路は老朽化が激しく敷地外のため、私たちが何かをすることは出来ません。
この水漏れは今日や昨日のことではないでしょう。もう長いことこの敷き地に漏れていたのです。
さあどうしよう・・
(あとで聞いた話し、夫はかなりブルーな気分になっていたようです。)
夫は自力で何とかしようと思ったようですが、そんなの絶対無理に決まってます。
用水路のことはいったい誰に言えば良いのか・・
今日帰るという日の朝、散歩に出かけた夫が向かいの奥さんにこのことを話したら、「それは市役所に言うのがいいですね!」とのこと。
さっそく市役所に電話すると、係りの人と区長さんと組長さんが駆けつけてくれました。
調べた結果、やはり用水路の水が敷き地に流れ込んでいました。
「セメント買ってきて今日中に穴を塞ぎましょう。」と区長さんが言いました。
驚いたのは、市の担当に言っても実際の補修工事は区や組の役員がするということのようです。
材料費は市に請求するとのことでしたが、農繁期の忙しい時間をぬって夕方、区長さんが直しに来てくれました。(もちろん夫も一緒にやりました。)
区長さんは用水路の管理もしていて、水を止めることが出来るのです。
FBの友達が「組の役員になると忙しい」と言ってましたが、こういうことがあちこちで起きたら対処しなくちゃいけないし、形骸化した都市部の自治会とは違って、地域のことは自分たちで責任を持ってやる仕組みなんだと思いました。
区長さんは地元出身の方ですが、定年退職後に帰農したと言うことでした。
定年後に家業の農業を継ぐ方や兼業農家の方がほとんどのようです。
そういう意味では農家といっても社会慣れしているので、感覚的なズレが少ないのかなあと思いました。
区長さんはなかなかダンディーな方でした♡(夫がブログを読みませんように・・)
応急処置で当面は収まっても、用水路自体をちゃんと修繕しないとまた漏れるだろうなあと思います。大丈夫なんだろうか・・
田舎暮らしは色々起きてくることでしょう。
でも今回のようなアクシデントを通して地元の方と知り合えたし、「ここで生きて行くんだ!」という自覚と覚悟が芽生えつつあるのも確かです。
それでは今日はこの辺で!