NAOMI〜エメラルドグリーンのクレフ2

半農半Xを目指して。過去ログ2006~2013:http://blog.goo.ne.jp/n_aomi1214

自問自答・・3

今日、来年3月に代々木のムジカーザで行うコンサートを正式に決めた。

去年の春<Concerto delle stelle〜結び>と題し、いったん小休止したコンサートシリーズだ。

去年は古民家改修にエネルギーを費やしたから、有料のコンサートを開く心身の余裕はなかった。

次回は大泉のお蔵の音楽サロンでとおぼろげに思っていたが、想像に反して東京での開催になった。

1ヶ月あまり前、唐突に「またムジカーザでコンサートをやろう!」という思いが湧いたのだ。

この思いつきは自分にとってまったく意外だったが、「思いついてしまったからやろう!」と、シンプルに考える事にした。

さっそく出演者とピアニストを選定した。

しかし、肝心の自分が立ち止まっている。

やることを躊躇しているのか?・・否!

ではなぜ?

出演者の中には自分の門下生もいる。

自分は北杜に引っ越してしまうので、彼らの面倒をちゃんと見られるかを心配しているのだった。

心配は思考から来るもので、現実ではない。

いつの間にか「心配」という罠にはまってしまっていた。

一昨日それに気づいた。

気づいて動けばサクッと決まる。

決まれば、決めたことを坦々とやっていくだけだ。

きっと何とかなる!

このことを通して分かったのは、とにかく一歩足を踏み出すこと。

やってみなくちゃ分からない。

私は全身にエネルギーが巡りはじめた。

こうやって進めばいいんだ・・と思った。

 

 

 

 

 

 

自問自答・・2

夜、私が声や歌というもの研究をし続けることによって開発された能力について、夫に話した。

私は声を聴いただけで、その発声者が使っている肉体的なメカニズムが分かる。

それが他人の声であっても、自分の発声器官や声に関わる部位が同期するのだ。

同時にその人の精神の在り方まで伝わってくる。

ここがこうだからこういう声になる・・とか、歌う時には心身が「静謐」でなければならないとか・・

歌が好きで夢中で歌うのもいいのかもしれないが、そこにアートはない。

歌は心を込めるものではない。絶対に感情的になってはいけない。

表現は、その曲と地道に付き合えば、上から勝手に降りてくる。

歌に対して自我があるうちは、何も降りてこない。

歌は歌い上げるもの。

音楽は音で空間を構築すること。

声は、心身を、すべての細胞を、合理的に制御することによってのみ出来る、ひとつの絶対的なバランスの中で出すものだ。

歌はそのラインとダイナミズムを自分から離し、それとともにいながら、同時に俯瞰するように、メロディーとリズムを奏でる。

・・・

私は、まだ自分は時々は歌った方が良い、と思う。

歌いたいから・・というより、私が到達した(というより気づいた)ことを伝えるのに、自分の声と身体を道具として使いたいからだ。

道具は使わないと使えなくなる。

・・オペラの舞台に人生の全てを捧げていた時代はもう終わった。

その頃の私は無我夢中で、何も分かってはいなかった。

私は「分かる」ために歌の道を歩いたんだと思う。

だから本当は、もう歌わなくても十分なのだ。

 

自問自答

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こんにちは!

本日の座間地方はドンヨリとした曇り空。

こういう日に畑仕事をするのがいいですね!

 

大泉暮らしには、懸案事項がたくさんあります。

その一番がお蔵の改装です。

資金が何とかなったとしても、その前に自分の中心線が定まっていないと進められないと思っています。

要は「形」じゃないんですね。

まず自分の軸があって、それが形となっていくと思うので、自問自答というか、内観というか・・そういう心の作業をしてるというのがいまの状況です。

結果を想像して行動を決めるのとは違います。

結果がどうなるにしろ、自分の本心をちゃんと視て、決心出来たら、それに従い勇気を持って実行するということです。

そんな折、あるテレビ番組を通してインスピレーションが届きましたのでfacebookに記事をアップしました。

以下自分の記事の引用です。

社会学者の上野千鶴子さんの別宅は、どうも大泉町の我が家からそれほど遠くないところにあるようだ。
先日、夫が録画した番組は上野さんを追ったものだった。
彼女は北杜市の「わがままハウス山吹」を支援しているという。
こういう施設があれば人生の終盤に希望が持てる。
ここの施設を立ち上げた人達は凄い!
八ヶ岳南麓はこういう素晴らしい人たちが集まる場所なんだと思ったら、嬉しくなった。そして心強い。
・・さて、私は何をするのだろう、何が私に出来るのだろう?
私はまず、自分が癒やされることをしたい。
庭作り、畑作り・・などの土いじり、日常的に自然と触れる生活だ。
外せないのは「音楽を通して人や社会と関わること」。
もうプレーヤーの時期は過ぎているから、サポーターや繋げる役割をするのだと思う。
おぼろげなイメージはあるが、座間のパソコンの前で想像してみてもどうにもならない。
そういう意味でも、新たな生活が待ち遠しい。

・・以上引用終わり

*わがままハウス山吹については以下を参照してください。

山梨県北杜市「だんだん会」 自立支援に注力、切れ目のない地域福祉事業を│生活クラブ連合会

 どちらにしろ、日々のレッスン、農作業、庭仕事・・その他生活もろもろを通して、自分の心と向き合っていくことになるのだと思います。

トンネルの出口は必ずあると知っているのだけれど、今はトンネルの真ん中辺りにいて、出口の風景が分からないという感じです。

分からない事について想像してみても仕方ないので、今は自分の心を深く掘り下げるだけ・・ということですね。

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

大泉日記・・古民家暮らしあれこれ

f:id:n_aomi1214:20190629204118j:plain6月30日午後8時半すぎから米軍座間キャンプの花火が始まった!居間にいながらにして見物できる!

こんにちは!

本日の座間地方はドンヨリとした曇り空です。

少し肌寒く感じます。

 さて、今週は7月1日の月曜日から5日の夜まで、大泉の古民家に滞在しました。

雨の予報がありながらも、滞在中の日中は降られることはありませんでした。

前回から10日ぶりでしたが、またもや雑草天国と化したわが古民家の庭・・。

家の南と東の庭は石ころだらけで、石を弾いてしまい草苅り機がうまく使えません。

そこで鍬や鋤や鎌などの農具を使っての手作業で草取りをします。

これが思いのほか手(とくに指)にとって重労働で、良く使う左の中指の付け根の関節を痛めてしましました。(左利きなので)

両手のすべての指も痛くて曲げ伸ばしが上手く出来ません。

とはいえ草苅りをしないわけにはいかないので、指の付け根をキツめにテーピングして何とか乗り切りました。

これはたいへんだなあ・・

というのが感想ですが、今は短期滞在しかできないので一気にやるしかありませんが、定住後はもう少し負担にならないやり方を考えようと思います。

というわけで、今回はレンガでの芝生のエッジ作りは出来ませんでした。

夫の方も作業のやり過ぎで両手の親指の関節を痛めてしまい、今回は専用のサポーターを装着して南西の角の塀作りをしました。

二人ともやり過ぎは良くないと分かっていても、せっかく大泉に行きながら何もしないのも退屈なので、やっぱり多少の無理をしてしまいます。

若いつもりでいても、64才と62才の夫婦には確実に「老い」が忍び寄ってるのを実感しました。

とはいえ、家や庭の整備は私たちにとって「遊び」の延長・・疲れながらも楽しいんですね。

心地良い疲労感で飲む夕食のビールは最高!!

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近所の兼業農家の孝幸さんから、野菜の差し入れがありました!

ゴールデンウイークに家の前をトラクターで通りかかった時に友達になりました。

彼は定年退職後、家業の農家を継ぎスーパーや産直所に野菜をおろしています。

現在は第2の職場にフルタイムで勤務し休日で農業をやっている、めちゃパワフルな人・・オマケに趣味で社交ダンスまでやってる!!

真面目で実直で熱血漢で、人生哲学があって・・好きな感じの人です。

今回も奥さんと軽トラで通りかかったのを古民家の中を案内したら、野菜を持ってきてくれました。

こんど収穫物でパーティーをやろう!(もちろん野良で!)とお誘いがあり、今から楽しみにしています。

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いただいたタケノコとフキをパスタにしました。(レシピ:1,ペンネはしっかり塩味をつけアルデンテに茹でオリーブオイルを絡ませる。2,下茹でしたタケノコとフキを白だし醤油で煮る(汁は少なめに)。1と2を混ぜて出来上がり。)

赤トウガラシを少々混ぜても美味しいかも・・です。

f:id:n_aomi1214:20190704210631j:plain私の両側には、いつもナナとジャムが一緒です!f:id:n_aomi1214:20190704210738j:plain

いい人たちばかりで、ざっくばらんに付き合える・・集落に住むことにして本当に良かったと思います。

次の大泉は10日後・・もう待ち遠しいです。

それでは今日はこのへんで!

 

 






 

 

 

 

素直な心に従う勇気

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おはようございます!

本日の座間地方は薄雲が広がっていますが☀晴れ☀

気持ちの良いお天気になりました。

 

あと4ヶ月あまりでこの地を離れ、本当の意味での新生活が始まります。

10月の半ばに横浜での発表会と来年の3月に代々木のムジカーザでのコンサート(有料)を計画しているので、それに向かう自分と、新生活への移行準備をしている自分が同居している今日この頃です。

新天地での生活の不安はまったくありませんが、自分の人生を捧げてきた「歌の道」をどうするか、という命題に突き当たっています。(お蔵の改修や、相棒のピアノとこれからどうつき合い続けるか・・を含め)

思いを巡らしてみても、五里霧中でモヤモヤが晴れません。

古民家の改修がそうだったように手探りで進むしかないのですが、こうも何も見えないと、なんとも落ち着かない気分になります。

すぐに買い手がつくだろうと思っていた自宅の売却は、周辺の新築建て売りラッシュの影響か?一ヶ月余りがたち、問合せが1件のみ、しかも物見遊山の人でした。

価格設定が高すぎるのかもしれません。。

まあ・・住み心地が良くて綺麗に使っている家だから、いずれはふさわしい人の手に渡るだろうと心配はしていませんが・・。

そもそも自分が自分らしい生き方をするのに、家が売れるか売れないかは本質的に関係ないのです。売れることは必要だけど、あくまで周辺のことにすぎません。

そこで今の自分に必要なのは、モヤモヤに隠れて見えにくくなっている「自分の素直な心=本心」をちゃんと見ることなんだと思いました。

「お蔵の改修はお金がかかるだろうなあ・・その資金はどうするの?・・そこまでしてこれ以上やる必要あるの・・やんないほうが気が楽・・etc・・」

と、思考が横やりを入れてきます。

先が見えないから余計に!!・・です。

古民家に初めて出会ったとき、私の胸をときめかせたのは「お蔵」でした。

純粋に「ここを音楽サロンにして、レッスンやコンサートをやってみたい!」と思ったのです。

これまで何度も書いてきたことですが、私は更年期が酷くて、本当に声が出ない時期が数年ありました。

それまで第一線で活躍してきたオペラ歌手にとって致命的なことでした。

苦しみ抜いてオペラの舞台は諦め、一時は歌うことさえ諦めかけたこともありました。

でも心のどこかで「自分を歌に繋いでおきたい!」と思っていたのでしょう。

苦しいさなかでも細々とコンサートを続けてきました。

今あらためて自分の心に問うてみると、

「私は歌の中にいたい!」

「歌を通じて人と繋がっていたい!」

と、はっきり言うのです。

思考は恐がりで、心を否定しようとします。

私は「思考」を「心のままに進む」ためのサポーター役に育て、両者が力を合わせて行けるように訓練しようと思います。

「心」主導で生きることは勇気がいりますが、老後の人生こそ勇気が大切と思えるのです。

信じて進むのみ・・ですね!

 

それでは今日はこの辺で!!

 

 

 

 

大泉日記・・ベッドマットの怪!?

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北西を示すはずが・・

 

こんばんは!

さっきの続きです。

・・

我が家では、睡眠に良いというので、もう20年ほど前から北枕で寝ています。

古民家でも北枕にしたいのですが、家が南南東に向いているのでで完全な北枕には出来ません。

そこで、一体どの方位に枕が向いているかコンパスで計測してみました。

ところが・・大変なことが発覚しました!

なんと方位が狂っているのです。

わたしのベッドが本来示すべき「北西ないし北北西」ではなく真逆の「南東」を示すのです。

コンパスをベッドの上で移動させてみると針がグルグル回ります。

磁場が狂った場所で寝ると心身の健康に影響があると聞いたことがあるので、恐くなりました。

「家の土台の礎石が強い磁力を持っていて磁場に影響しているのかもしれない」と、ベッドを移動させ床に直接コンパスを置いて計測してみました。

しかし、コンパスは本来の方向を示します。

まさか・・マットレスのスプリングが磁気を帯びてしまったのか・・と居間にマットレスだけを移動させて測りましたが、やはり方位が狂っていました。

夫のベッドのマットレスを測っても、方位の狂いはありませんでした。

私が怖がるので、夫がマットレスを交換してくれました。(ここまでが20日の夜の出来事)

翌朝測ってみると、何故か方位が正しくなっていました。

その夜測るとまた方位が狂っているので、マットレスの全ての場所で方位が狂っているかを調べてみました。

すると、タグがついたほうの縁から50センチくらいまでが真逆を示すことが分かりました。

さらに翌々朝、測るとやはり狂っていました。

理由もなく「もしかして・・」と閃いたので、頭側と足側を逆にして再度計測してみました。

すると・・何と言うことでしょう!

マットレスの方位がほぼ正常値を示すのです。

今度はどこを測っても磁石がグルグル回りません。。

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コンパスを置いた辺りの磁場が狂っていた!

 

こんな不可解なことがあるのでしょうか?

定住前の古民家には、小さい冷蔵庫くらいしか電化製品を置いていません。

ですからそういった類のもので磁場が影響を受けるとは考えにくいです。

とりあえず帰る日の朝には方位が正常に戻ったので、しばらくは様子をみてみたいと思います。

また狂うようだったら、もちろんマットレスを買い換えます!

どなたかこういう状況を科学的に分かる方はいませんか?

*ベッドでスマホを見たり枕元に置いたりはしません。スマホや携帯はリビングの定位置に置き、必要の無いときは電源を切っていますので、これらの影響も考えにくいです。

 

それでは今日はこの辺で、

お休みなさい ☆zzz☆

 



 

 

 

 

大泉日記・・色々進化した!

f:id:n_aomi1214:20190621115831j:plain東南に植えた桜(啓翁桜)

 

こんにちは!

本日の座間地方・・今しがた雨がパラつき始め過ごしやすくなりました。

 

17日の夜から大泉に行き、昨夜戻りました。

今回も4泊4日の滞在でした。

「4泊4日」と文字にすると僅かな日数ですが、朝から晩まで忙しく作業していると、感覚的にはもっと長く感じます。

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2週間前に張った芝生が生え揃ってきました。5センチ程に伸びたら芝刈りをします。待ち遠しいけど仕事が増える・・

メインガーデンの植樹は七割ほど済み、小道を造るための位置調整で数本の苗を移動させました。掘り返したり埋め戻したり、苗木もワタシも!!ご苦労な話しです。。

庭作りには大まかな構想はありますが、作っていく過程で新たなアイデアが出て来るのがまた楽しいです。

「庭作りは私がする!」と宣言した手前、基本、作業は一人でやります。

おかげで草苅りと穴掘りが上手になりました。

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敷き地ギリギリに建てられた隣家の物置小屋のトタンが汚いので、目隠しにレッドロビンの生け垣にしました。ここには当初アベリアを植えましたが、よくよく調べると1メートルほどにしかならない低木なので、芝生の縁に移植しました。

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二階の正面と物干しデッキの軒下で二組のツバメが子育てをしています。留守がちな家なのに巣を作ってくれて嬉しいです!!

ついでに・・玄関前の軒下に蜂が等間隔で5つも!!巣を作っていました。

夫曰く「刺さないハチだよ」とのことですが、用心のため撤去しました。ゴメンね!南無阿弥陀仏。。

f:id:n_aomi1214:20190620081513j:plain恐がりのジャムはチョコッと縁側に出たものの、すぐに屋内に逃げ戻りました・・

f:id:n_aomi1214:20190620081540j:plainナナは縁側ライフを満喫中!!

次回からは芝生をレンガで縁取りしたり、庭の小道の造成に入ります。

まだまだ書きたいことがあるのでページを改めてアップします。

では!



大泉日記・・古民家before~after

こんにちは!

本日の座間地方・・朝のうちは日が差していましたが、だんだん雲行きが怪しくなってきました。

ふと思い立ち、明治12年築の我が古民家のbifore~afterを載せることにしました。

 

f:id:n_aomi1214:20170823154947j:plain2017年8月の古民家

f:id:n_aomi1214:20190326142857j:plain2019年3月の古民家

 

f:id:n_aomi1214:20170823155148j:plainbefore

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f:id:n_aomi1214:20190326143439j:plainafter

 

f:id:n_aomi1214:20170823154904j:plainbefore(東側)
f:id:n_aomi1214:20190221164853j:plainafter・・減築部分を物干し用のデッキにした。もちろん夏はここでビールを飲む!

こうやって比較してみるとずいぶん変身しています。

「廃屋同然だった!」という記憶が薄れないように、アップしておくことにしました。

次の大泉行きは来週月曜日から。

草ボウボウだろうなあ・・でも楽しみです!!

 

それでは今日はこの辺で!

 

大泉日記・・用水路の水が敷き地に漏れていた!!

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エゴの花が満開!!・・木立の向こうには裏の畑がある。

こんにちは!

本日の座間地方はドンヨリとした曇り空・・雨が降り出しています。

 

日曜の夜に大泉の古民家に行き、昨日の夜遅くに戻ってきました。

4泊4日の滞在でした。

いつもそうですが、今回も多忙で濃密な時間を過ごしてきました。

やったことと言えば敷地や裏畑の草苅り、家の整理と掃除、果樹の植樹(裏の畑の半分を果樹園にします。今のところブルーベリー4本、リンゴ2本、梅2本、渋柿1本、キウイ雄雌一本ずつ植えました。これ以外に南の庭に杏子、プラム、ブラックベリーラズベリージューンベリーが植わってます。)、座間の庭からサザンカを移植、庭の整備など・・

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お弟子さんから頂いたアンジェラを庭に植えました。オベリスクで仕立てます!

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座間から持って行ったサザンカは裏庭の一等地へ・・ここは肥沃な土壌です。しっかり根付いてくれますように!

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前回行った時、新友のUさんから頂いたラズベリーが何とか根付いたので、フェンスに誘引します。

滞在最終日にようやく庭屋さんが来てくれて、前庭の芝張りが終わりました。

歩きやすいように飛び石を配置しました。

芝は張ってから最低1週間はたっぷりの水やりが必要ということで、初めて便利屋さんを頼んでやってもらうことにしました。(芝生の写真は次回以降載せます。)

一方、夫のマルセル君は土木工事?!専門でした。

裏の側溝の掃除と整備に始まり、西北の塀に面した少し高くなっている庭に石の階段を造り始めました。

すると・・大変なことが発覚しました!

夫が西の塀際の草や石を整理していたら、なんと!!塀の向こう側を流れる用水路の水が我が家の敷地に大量に漏れていたのです。

家の西側の通路や、改修前の土間、東側に水がしみ出ている箇所がいくつかあります。

南斜面のこの地域は水が上から流れ込みやすいんだろうと、家の裏に側溝を造りました。

しかし、地面から水がしみ出るのは改善されていませんでした。

しかも湿度が低いはずのこの地域で、家の湿度が75%あります。

やはり下から湿気が上がってきているのでは・・と疑っていました。

慌てた夫が用水路を調べに行くと、家の塀の横で直角に反対方向に曲がっている用水路の角に近い所に穴が空いているのを発見しました。

ここから漏れた水が地面の中を伝って床下に入っていたのです!

用水路は老朽化が激しく敷地外のため、私たちが何かをすることは出来ません。

この水漏れは今日や昨日のことではないでしょう。もう長いことこの敷き地に漏れていたのです。

さあどうしよう・・

(あとで聞いた話し、夫はかなりブルーな気分になっていたようです。)

夫は自力で何とかしようと思ったようですが、そんなの絶対無理に決まってます。

用水路のことはいったい誰に言えば良いのか・・

今日帰るという日の朝、散歩に出かけた夫が向かいの奥さんにこのことを話したら、「それは市役所に言うのがいいですね!」とのこと。

さっそく市役所に電話すると、係りの人と区長さんと組長さんが駆けつけてくれました。

調べた結果、やはり用水路の水が敷き地に流れ込んでいました。

「セメント買ってきて今日中に穴を塞ぎましょう。」と区長さんが言いました。

驚いたのは、市の担当に言っても実際の補修工事は区や組の役員がするということのようです。

材料費は市に請求するとのことでしたが、農繁期の忙しい時間をぬって夕方、区長さんが直しに来てくれました。(もちろん夫も一緒にやりました。)

区長さんは用水路の管理もしていて、水を止めることが出来るのです。

FBの友達が「組の役員になると忙しい」と言ってましたが、こういうことがあちこちで起きたら対処しなくちゃいけないし、形骸化した都市部の自治会とは違って、地域のことは自分たちで責任を持ってやる仕組みなんだと思いました。

区長さんは地元出身の方ですが、定年退職後に帰農したと言うことでした。

定年後に家業の農業を継ぐ方や兼業農家の方がほとんどのようです。

そういう意味では農家といっても社会慣れしているので、感覚的なズレが少ないのかなあと思いました。

区長さんはなかなかダンディーな方でした♡(夫がブログを読みませんように・・)

応急処置で当面は収まっても、用水路自体をちゃんと修繕しないとまた漏れるだろうなあと思います。大丈夫なんだろうか・・

田舎暮らしは色々起きてくることでしょう。

でも今回のようなアクシデントを通して地元の方と知り合えたし、「ここで生きて行くんだ!」という自覚と覚悟が芽生えつつあるのも確かです。

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大泉日記・・新友の心に触れた!

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おはようございます。

本日の座間地方は明るい曇り・・雨上がりのすがすがしい空気です!

 ・・昨日夕食時に夫から、

「言うの忘れてたけど25日の昼間に、こないだ植物の苗をくれた人から電話があって、苗に水やりをしとくから庭に入っていいかって言ってたよ!」

と、遅すぎる伝言・・

前回大泉に行った時にラズベリーの苗を持ってきてくれたUさんからの電話だった。

急に暑くなったから、苗のことを心配してくれたのです。

根っこ剥き出しで掘り出した苗は難しそうだなと思いましたが、せっかくだったので畑との境目に植えました。

古民家の庭は土が硬く石だらけでうまく掘れません。何とか根が入るほどの穴を掘り植え付けましたが、座間に戻ってから急に暑くなり雨が降らなかったので「あのラズベリーはダメかもしれない」と半ば諦めていました。

Uさんからは「やっぱり枯れちゃってたね!」とのこと。

株がいくつかあったので、「上が枯れてもどこかで根がつくかもしれないし・・」と私。

定住してないので、ものによっては植物の苗を植えるのは難しいなと思いました。

でも!秋からはずっと住むんだから、苗はいつでも植えられます。

それよりも、苗を心配して水やりに来てくれたUさんの心が嬉しかったです。

・・私は45歳を過ぎてから「友達つき合い」がありません。

その都度「仕事仲間」はいましたが、わざわざ会ったり話したりする関係の人はいませんでした。

仕事柄、レッスンに来て下さる生徒さんたちと仲良くお付き合いしているので、「友達のいない寂しさ」を感じることはありませんでしたが・・。

でも古民家に移り住んだら、趣味を介した友人が欲しいなあという思いが漠然とあります。

私の趣味といえば、今のところ庭と畑作りです。

座間では市民農園をやっていますが、都会ではなかなか農園友達は出来ません。

まず、畑が遠い・・それぞれが自分の時間をやりくりして農園に通うので、作業する時間帯がバラバラ・・しかも途中挫折で放置されている区画もあります。(私の南と東隣は耕作放棄地!北隣も半放置です。)

そんな訳で人とちっとも会わないし(私もあんまり行かないってのもある)、たまに会っても挨拶程度。皆さんあまり時間がないから無駄話が少ないです。

ところが、北杜市に行ったら様子が違います。

二地域居住を始めて3ヶ月しかたっていないのに、すでに何人かの知り合いが出来ました。

座間にいるときは立ち話をする機会があまりなかったのが(そもそも話題もなかった)、大泉では誰とでもすぐに話しが弾むのです。

古民家の庭で作業しているだけで知り合いが出来ちゃうって、凄いことです。

豊かな自然の中にいて、みんなの心が開いているからだろうなあと思います。

話しは戻りますが、Uさん(Jマートの果樹売り場で出会った)の分け隔てない親切心に触れ、新たに友を得る喜びを感じているところです。

彼女の家は兼業農家・・田植えの時期の忙しい合間をぬって水やりに来てくれました。

着ていた鎧がどんどん脱げて行き、つるんつるんのハートが開いているのが自分でも分かります。

軽くて、陽気で、子どものような心、開いた心!!

不動産屋のおじさんにたまたま連れて行かれ、思いがけず出会った場所は、自分の魂を呼び起こすための場所だったんだ・・と今は確信しています。

次はこの日曜日の夕方に発ち、大泉に行きます!

次こそは芝張り(庭屋さんがやりますが・・)と、ネットで注文した「アンジェラ」というつるバラを一株植えます。

あと、武川町にあるシンプリーガーデンというイングリッシュガーデンを見に行く予定。

それでは今日はこの辺で!