こんにちは!
本日の座間地方・・大山は霞んでいますが、まずまずのお天気に恵まれました。
所用のついでに畑に行こうと思っていましたが、生徒からのメールで感じるところあり、ブログを書くことにしました。
自分の生徒のことを書きます。
その人は新国立劇場の合唱団のオーディションに3回落ちました。
3回とも準備不足というのがあったと思います。が、声と歌の技術はここ数年で伸びて来たと感じています。
そんな訳で、今回もたった3回のレッスンで受験しましたが、実力的には行けてると思っていました。
というのは「この人が受かるなんて信じられない」というソプラノ(その頃弟子だった人です)が、数年前にそのオーディションにまさかの合格をしたからです。
その人より数段良く歌えてます!!
私は「合唱団はそれ程の声が必要じゃない」ってことだと理解しました。
もちろん実力があって受かる人もいますが・・まず、審査員が声楽家じゃありませんしね。指揮者じゃ聴き方が違うのかもしれないと思います。。
と・・前置きはこれくらいにして・・
今日の本題に入ります。
人は会社にしろ学校にしろ、そこに入りたいから受験します。
その受験に数回も失敗するとはどういうことでしょうか?
私は、何回もトライしてダメな所は「その人にとって行く必要がない場所」だと思います。
もっと他に「その人に合った場所」「その人が本当に輝ける場所」「その人が居ていい場所」があるんじゃないですか?・・という啓示だと思うのです。
人は、とかく自分を受け入れてくれない場所に固執しがちです。
そして自信を失って行きます。
そこは、もし無理矢理入ったとしても「生きながら死ぬ場所」になるから、天からのストップが掛かっているんです。
努力しても開かない扉は、きっぱりと諦めることです。
「本当に居ていい場所」に行くときは、物事がスムーズに運ぶはずです。
何かアクシデントに見えることがあっても、難なくクリアーします。
だから、「本当に行くべき場所」にはスムーズに行けるかどうかがポイントだと思います。
自分が居るべき場所には「苦労なく」行けるはずなんです。
もちろん、これは「日頃の努力」という基礎があってのことですけどね。
これは60年生きてきた実感です。
それでは皆さん、良い一日を!!