こんにちは!
本日の座間地方は霞みがちな晴れ☀
花粉や黄砂てんこ盛りの空気感です。
気がつけば3月半ば、時間が経つのが早いですね。
3月と4月は終わりと始まりの季節でもありますが、私も一つの終わり(完了)と一つの始まりがありました。
どちらも人生を揺るがすほどのことではありませんが、これから進む人生の兆しがはっきり現れたものと捉えています。
完了したのは大学で教えることです。
25才である短大の非常勤講師として教えるようになり、30才からの5年間は歌手活動に専念しましたが、60才までの30年間2つの音楽大学と大学の教育学部で、生計維持の一助として大学非常勤講師を務めました。
といってもここ数年は一校で教えていただけなので、自分の中の大学講師のスペースはほんの少しだけでした。
1年ほど前から「そろそろ辞め時だなあ・・」という思いがかすめるようになり、その通りになりました。
教育学部の学生というのは「先生になる」という前提のもとに声楽の基礎を学びます。
中には歌が好きな学生もいますが、大抵は単位が必要な実技科目というスタンスです。
私は専門の人でも趣味の人でも、「本当に歌が好き」という人にレッスンしたい気持ちが根底にあるので、大学で歌がそれほど好きじゃない学生に教えることは自分に合っていないと感じていました。
とくに最近は「何やってるんだろう、私・・」と虚しさを感じるようになりました。
先生側と生徒側の熱意のバランスが不均衡で、仕事だからやっていたようなものです。
もともと「生きがい」とか「やりがい」ではなく、生計の一助という位置づけですから仕方ないですけどね。
そんな訳で、何とか生活していける目処もあるので、完了しました。
・・
始まるのは市民農園での本格的な野菜作りです。
2月の始めに市役所に申込みしていたのが抽選に当たり、これから3年間貸してもらえることになりました。
ちゃんとやれるか不安もありますが、「自分で食べるものは自分で作りたい」という夢に近づく一歩ですのでガンバリます!!
私が借りる市民農園は、相模川に近い広々とした田園地帯にあります。
広い空の下の土いじりは楽しいだろうなあ(-^〇^-)
自家製EM堆肥の準備は出来ているので、4月になったらさっそく土作りを始めます。
その前に、どこで何を育てるか菜園プランも立てなくちゃ。
結果的に、自宅で教えることとオペラ研修所で教えることの「好きな仕事」だけが残りました。
私の「半農半X」の幕開けです!!
それでは今日はこの辺で!